干渉チェックも!無料の高機能BIMモデルビューワー
2011年2月26日

今回の建設IT注目情報 ~テクラ「Tekla BIMsight」~

 建物の施工段階で問題になるのが部材の干渉です。意匠、構造、設備の担当者に分かれて設計した結果、施工時に内装材や配管、構造部材などがぶつかることが判明し、図面を修正することがときどき起こります。

 こうした問題を防ぐためには、コンピューター上に構築した3次元モデルで建物を設計するBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の活用が有効です。

 建物の意匠、構造、設備の3次元モデルをコンピューターに読み込んでチェックすると、たちどころに干渉部分が判明し、施工にとりかかる前に解決できるからです。

 鉄骨や鉄筋などの構造設計用BIMソフト「Tekla Structures」を販売するテクラは、こうした用途に使える高機能のビューワーソフト「Tekla BIMsight」を2月21日にリリースしました。

 意匠、構造、設備など様々なCADで作成した複数の3次元モデルを読み込み、様々な角度や断面で建物の形状を閲覧できるほか、各部材の材質や仕様などを表す「属性情報」の内容も見られます。さらに部材間の干渉チェックや任意の2点間寸法計測なども行えます。

 これだけの高機能なので、テクラ代表取締役社長の宮本信太郎さんは「50万円でも売れるソフト」と胸を張ります。ところが、
 
ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、
 
無料でダウンロード
 
できるようにしたのです。

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詳しくはケンプラッツの「イエイリ建設ITラボ」で

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