管理人のイエイリです。
東日本大震災への被災地支援には、義援金や支援物資の提供、ボランティアとしての参加など、様々な方法があります。
日ごろ、設計や維持管理などの分野向けにソフトウェアを提供しているベンダーも、新しい方法で被災地の支援に乗り出しました。
まずは、GISソフトの大手ベンダーであるESRIジャパンは、3月16日から
ナ、ナ、ナ、ナント、
ArcGISなどを無償提供
しているのです。(ニュースリリースはこちら)
同社の主力製品を6カ月、無料で使えるライセンスを発行するもので、5月31日まで受け付けています。
条件は、今回の災害の復興支援を直接行うために使うことです。同社関係者によると、既に約100件の応募が来ているとのこと。
その内訳は建設コンサルタントや測量会社などで、被災地の自治体からはまだ応募は来ていないそうです。
被災地の復旧や復興には、浸水地域の把握やがれきの分布、通行可能な道路など、様々な情報を一元管理して最適な方法を検討しなければいけません。
その点、GISは様々なデータを読み込んで統合管理できますので、強力な助っ人になりそうですね。
被災地支援のためArcGISなどの無償提供を発表したESRI ジャパンのウェブサイト |
一方、CADベンダーではこのほど、エーアンドエーが、
ナ、ナ、ナ、ナント、
Vectorworksを無償提供
することを発表しました。
同社の主力製品である3次元CADソフト「Vectorworks 2011」と、プロジェクト管理ソフト「FastTrack Schedule V9」をそれぞれ150本ずつ、復興計画・復興事業にかかわる組織・団体に無償で提供します。
被災地の復興用に「Vectorworks 2011」150本の無償提供を決めたエーアンドエーのウェブサイト |
申し込み方法やソフトの配分方法は、5月16日から同社のホームページの申し込みコーナーで公開するとのこと。
ESRI ジャパン、エーアンドエー以外にも、建設関連のソフト、ハードなどで無償支援を行っている企業があるかもしれません。もし、ご存じの方はメールまたはここから情報提供をいただけますでしょうか。随時、紹介させていただきたいと思います。