GPS、3D写真にも対応!現場ニーズを徹底研究した「工一郎」が登場
2011年7月13日

管理人のイエイリです。

工事現場用のデジタルカメラに求められる最低限の機能は、防水、防じん、耐衝撃という「タフ」さと、どんな状況でも確実に工事の状況を記録できる「やさしさ」です。

最近は現場のIT化や施工スピードのアップに対応するため、さらに高度な機能が求められています。オリンパスイメージングが7月27日に同社オンラインショップで限定発売する工事現場用デジカメ「TG-810 工一郎」は、今日の現場ニーズを満載しています。

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7月27日にオンラインショップで限定発売される工事現場用デジタルカメラ「TG-810 工一郎」(写真:オリンパスイメージング)

現行機種の「μTOUGH-8000 工一郎」の発売から2年。新しく加わった機能としては、写真データを無線LANで転送できる「Eye-Fiカード」への対応や、位置情報を記録する「GPS」や「電子コンパス」、立体的な写真が撮れる「3Dフォト」機能のほか、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

ハイビジョンムービー

 

が撮れる機能があります。

このほか、粉じんや明暗の差が大きいなど工事現場特有の撮影状況のなかでも確実に撮影できるようにする「工事写真クリアモード1・2」に3つめの設定が加わり、屋内で部分的に照明が当たっているシーン中で黒つぶれを軽減できるようになりました。

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現場のニーズに合わせて「TG-810 工一郎」に搭載された様々な機能(資料:オリンパスイメージング)

工一郎は新機種が出るたびに、現場ならではのきめ細かいニーズを搭載してきました。例えば、狭い現場で被写体全体を撮りたいというニーズのために28mm(35mmカメラ換算)の広角レンズを搭載したり、横方向に3枚つなぎのパノラマ写真を撮れる機能を搭載したりしてきました。

今回の「TG-810 工一郎」では、

 

縦方向の3枚つなぎ

 

写真も撮れるようになったのです。

また、オプションのアクセサリーでも工事現場を意識した新製品が登場しました。それは「工事現場用ネックストラップ CNS-11」(税込み3150円)というものです。

やや幅広の首かけ式ストラップですが、万一、工一郎を水中に落としても、ストラップが浮きとなって水没しないようになっています。

私は過去に、工一郎の現場活用事例の取材を何回も行いましたが、取材の度に開発担当者が現場に同行し、現場でデジカメに求められる機能について熱心にヒアリングしていました。その地道な活動が、またも今回の工一郎に反映されました。

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新発売の工事現場用ネックストラップ「CNS-11」(写真:オリンパスイメージング)

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工一郎とネックストラップの試作品を手に工事現場のデジカメニーズを聞くオリンパスイメージングの開発担当者(写真:家入龍太)
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