裏番組も見られます!オートデスクがBIM・3Dセミナーを無料WEB配信
2011年10月21日

管理人のイエイリです。

秋はイベントシーズン。様々なセミナーや展示会が行われます。場合によっては複数のイベントが同じ日に開催されたり、同じイベントでも見たいセミナーの時間が重なったりして、なかなか全部見られないことがありますね。

オートデスクは9月、「Autodesk University Japan 2011」(以下、AUJ)や「UIA 2011 BIM特設ステージ」(以下、特設ステージ)など、大規模なBIMや3次元関連のセミナーを開催しました。

スケジュールの都合や、遠隔地などの理由で参加をあきらめた人も、これらのセミナーをもう一度、受講できるようになりました。

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

セミナー動画のWEB配信

 

がこのほど始まったからなのです!

AUJのセミナーは「Autodesk Japan Experience」、UIA特設ステージは「Autodesk Virtual Event」というウェブサイトで公開されています。

それぞれのサイトにアクセスするとき、登録(無料)が必要です。Autodesk Japan Experienceのサイトにアクセスするとき、クッキーやFlashなどの設定を確かめる「システムチェック」の画面が現れます。

例えば、「Autodesk Virtual Event」では、米国オートデスク社副社長、フィリップ G. バーンスタインさんの「ビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM) の手法を活用した建築設計~1450 年から現在、そして 2050 年に向けて」という講演などを聞くことができます。資料もPDFでまるまるダウンロードできるほか、同時通訳も付いています。

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Autodesk Virtual Eventで公開されているUIA特設ステージの動画。米国オートデスク社副社長、フィリップ G. バーンスタインさんの「ビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM) の手法を活用した建築設計~1450 年から現在、そして 2050 年に向けて」という講演。同時通訳付きです(資料:オートデスク。以下同じ)

また、AUJのセミナーでは、IAI日本やビム・アーキテクツ、中央復建コンサルタンツ、日建設計、竹中工務店のBIMや3DCADユーザーによる「BIMパネルディスカッション-建設・土木・インフラ・設計・施工それぞれの立場で考えるサスティナブルで、メンテナンス性や効率性に優れたまちづくり」(F-4)など、聞きごたえのあるセミナーがたくさんあります。

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AUJの「BIMパネルディスカッション-建設・土木・インフラ・設計・施工それぞれの立場で考えるサスティナブルで、メンテナンス性や効率性に優れたまちづくり」

実は、上記のBIMパネルディスカッションと同じ時間に、私は「建築、土木実務でAutoCAD WSをどうつかいこなすか」(E-4)というセミナーで講演していました。そのため、BIMパネルディスカッションの内容は見られませんでした。

しかし、WEBで動画が配信されたことにより、

 

同じ時間のセミナーを受講

 

することができたのです。

ちなみに、BIMパネルディスカッションの“裏番組”だった私のセミナーも、動画配信されていますので、ご興味のある方はぜひ、ご覧ください。講演で使った資料のPDFデータや、教材用の練習問題を入れたCADファイル(DWG形式)もダウンロードできるようになっています。

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BIMパネルディスカッションの“裏番組”だったイエイリのセミナーも動画配信中

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iPadで図面上の角度を測定するシーンを書画カメラで写したところ

米国のアメリカ建築家協会(AIA)の全米大会では、数百セッションもあるセミナーの資料と音声をDVD化して販売しています。いろいろなセミナーがWEB配信されるようになると、遠隔地で開催されるセミナーにも気軽に参加でき、受講者の数もぐっと増えるので受講者、主催者ともにコストパフォーマンスがよくなりますね。こうしたサービスは、今後、どんどん増えてほしいと思います。

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