エスティマも”電源”に!トヨタホームがスマートハウスを発売
2011年11月4日

管理人のイエイリです。

最近、家庭用蓄電池や蓄電池を備えた住宅の新製品ニュースをよく耳にします。夜間電力や太陽光発電の余剰電力を蓄電池にためておき、電力消費のピーク時や停電時に利用するのが主な目的です。

11月19日、トヨタホームはCO2排出ゼロを目指したスマートハウス専用住宅「since asuie(シンセ・アスイエ)」を発売します。

HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)や太陽光発電、EV・PHV充電器のほか、スマートハウスとして初めて非常時給電システムも標準搭載しているなど、省エネ設備のかたまりのような家です。

そして、蓄電池は8.4kWhのものを備えているほか、非常用給電システムには

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

エスティマハイブリッド

 

も、外部電源として利用できるのです。

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「since asuie(シンセ・アスイエ)」の外観(資料:トヨタホーム。以下同じ)

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標準的な間取り例

HEMSは家中のエネルギー使用状況を液晶モニターに表示します。太陽光発電の発電量や蓄電池の残量、部屋ごとの電力使用状況などが一目で確認できます。

そのため、トイレの電気や書斎のエアコンの消し忘れなどが分かりやすく、家庭内の省エネ行動を促進します。

また、HEMSは安い深夜電力で蓄えた電気を翌日の昼間に効率的に使うといった自動制御を行い、電力消費のピークシフトや昼間の買電を抑制します。

驚くべきことに、HEMSから

  

ガレージにある電気自動車

 

の充電状況や走行距離を確かめたり、エンジンをかけずに家の電力を使ってクルマの冷房をオンにしたりすることもできるそうです。

 意匠上の特徴は、建物のファサードに必ず「L字形」のデザインを配して、スマートハウスにふさわしいスタイリッシュな外観にしていることです。この「ファサードアイコン」は、家に陰影感を与えるほか、日射や視線を遮る役割も果たします。

まさに、トヨタグループらしい、クルマと家の技術を結集した新製品と言えそうです。普通の建設会社や工務店では、なかなかここまで作り込むのは難しかもしれませんね。

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