撮影時に振り分け!現場用デジカメ「工一郎」が写真管理ソフトと連携
2011年11月10日

管理人のイエイリです。

公共土木工事では、デジタルカメラで撮影した工事写真を、事務所に戻ってから工種や区分などに従って振り分けるという作業があります。

11月25日にオリンパスイメージングが発売する工事写真管理ソフト「蔵衛門 御用達12」 シリーズ(Standard版、Professional版)を使うと、この作業がかなりラクになりそうです。

というのも、同社の工事現場用デジカメ「TG-810工一郎」と蔵衛門御用達が連携し、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

撮影時に振り分けておく

 

ことが可能になるからです。

 20111110-image5.jpg  20111110-image6.jpg

工事現場用デジカメ「TG-810工一郎」(左)と工事写真管理ソフト「蔵衛門 御用達 Professional」(写真・資料:オリンパスイメージング。以下、同じ)

蔵衛門御用達で、撮影内容に合わせた工種-区分などの階層情報をもった「写真振り分け情報」を作成し、その情報をSDカードに保存します。

そのSDカードを「TG-810 工一郎」に挿入して振り分け情報を読み込みます。すると撮影時にデジカメの液晶画面で、「写真振り分け情報」の中から撮影内容に適したものを選び、撮影すると写真と振り分け情報がひもづけられます。

そして、工事写真を蔵衛門御用達に読み込むと、階層ごとに分かれたフォルダーに自動的に振り分けられるという仕組みです。

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蔵衛門御用達で作成した写真振り分け情報。これをSDカードを経由してデジカメに読み込む

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「写真をフォルダに振り分け」ボタンを押す フォルダーに自動的に振り分けされる

こうすると、写真整理に要する作業負荷がかなり軽減し、

  

写真管理が効率化

 

できそうですね。

 このほか、Professional版では、各官公庁の最新要領やNEXCOの基準案などに準拠した電子納品データ形式の入出力に対応しています。

 また、電子納品データの入力機能では、複数のメデイアに分かれた電子納品データを一つの“本棚”に取り込む機能も新たに搭載しました。

 蔵衛門御用達は、オリンパスイメージングがNECソフト、ルクレと共同で開発しました。価格はStandard版が1万3440円(税込み)、Professional版が5万2500円(同)です。

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