昭和の暮らしが甦る!懐かしの住まいを3Dマイホームデザイナーで仮想体験
2011年12月14日

管理人のイエイリです。

平成になって早くも23年目が暮れようとしています。平成生まれの若者にとって、インターネットもなく、パソコンもほとんど普及していなかった「昭和」の住まいや生活は、時代劇を見ているような感覚かもしれません。

メガソフトは来年4月、そんな懐かしい時代にタイムスリップして、住まいや住生活の文化を3次元CGで学べる教材「3DマイホームデザイナーLS4住空間学習セット」を発売することになりました。

同社のベストセラー住宅デザインソフト「3Dマイホームデザイナー」を使って、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

戦前戦後の台所の変遷

 

や、日本の伝統的家屋である合掌造りなどを体験し、住居の機能や住生活の文化が学べるようになっているのです。

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「白川合掌造りの家」(資料:メガソフト。以下、同じ)

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昭和30年代の典型的な台所の改造例をビフォー/アフターで解説したもの
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間取り構造の詳細な解説

この製品は、学校教育機関向けの専用パッケージとなっており、セットの内容は空間デザインソフト「3DマイホームデザイナーLS4」、3Dモデルの学習教材、日本の伝統的民家の3Dによる映像やイラストでの解説などが含まれています。

このほか、戦前から現代までの食空間の移り変わりや快適な照明について、3Dによる映像やイラストで解説したほか、合掌造りや京町家、沖縄の民家、ユニバーサルデザイン住宅プラン、そして北海道の家の3Dモデルが収録されています。

対応OSはWindows 7、Vista、XPで、標準価格は5ライセンスの場合7万9000円(税別)です。

昭和と言えば、テレビの黄金時代です。お茶の間に家族そろってNHKの「紅白歌合戦」や、ドリフターズの「8時だョ!全員集合」などの人気番組を見るのが、典型的な風景でしたね。

この教材でも、昭和の雰囲気を後世に残そうと努力した跡が感じられます。というのも、

  

ちゃぶ台と真空管式テレビ

 

がある茶の間という、懐かしさ満点の昭和の間取りまで、3D映像で再現しているのです。

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ちゃぶ台と真空管式テレビのある昭和の茶の間も3Dで再現

思わず、ちゃぶ台が“飛んでいる”「巨人の星」のオープニングシーンが思い出されますね。

BIMソフトや3次元CAD、バーチャルリアリティーソフトを導入している企業も、ビルや土木構造物、インフラ施設などの教材作成という、新しいビジネスが展開できるかもしれませんよ。

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