管理人のイエイリです。
明けましておめでとうございます。
今年も「建設ITワールド」をよろしくお願いします。
昨年4月にスタートした当サイトは、アクセス数、メルマガ購読者数ともに当初の2倍以上になりました。当サイトをご愛顧いただいている皆様には、心から御礼申し上げます。
さて、日ごろ、BIMや3D、建設ICTなどに関連するニュースやユーザー動向、新製品などの情報発信に務めている当サイトですが、サイトオープンの4月1日から12月31日まで、どんな記事が人気だったのかをログ解析で調べてみました。
その結果、ダントツで人気記事1位だったのは、
ナ、ナ、ナ、ナント、
オートデスクの「123D」
という無料の3Dデザインソフトの記事だったことが判明したのです。このソフトは、どちらかというと一般向けのDIY(日曜大工)やホビー用の色彩が濃いソフトなのですが、検索エンジン経由で「autodesk 123d」というキーワード検索でのアクセスが特別に多かったようです。
また、2位は同じくオートデスクのクラウド版のフリーソフト「AutoCAD WS」の記事、3位は東京周辺の空撮写真や街並みの風景写真などを無料で提供しているサイトの記事でした。
フリーソフト関係では10位にダッソー・システムズが公開した無料の2次元CADソフト「DraftSight」の記事も入っており、無料サービスの人気の高さを示しました。
4位は、意外にも鹿島が制作した事故・災害事例のCGアニメーションの記事がランクインしたほか、5位は富山市のアーキテックが開発中の3次元版鉄筋自動積算システムの記事が入りました。また、9位には竹中工務店が開発した配筋検査システムの記事が入り、現場最前線でのIT活用が進んで来たことが記事のランキングからもうかがえます。
このほか、7位に最近、建設業界での導入が増えている3Dプリンターが低価格化しているという記事や、8位に東日本大震災で被災した福島第一原発のカバー工事に3Dレーザースキャナーが使われたという記事もランクインしました。
昨年は、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の活用が、従来の意匠設計から構造、設備、施工、そして維持管理へと広がった年でもありました。
こうした背景を反映して、6位には昨年5月から毎月第3金曜日に東京で開催されているBIMユーザーの集いである
も入りました。
「建設ITワールド」では、今年も国内外から建設ITに関する情報を収集し、発信に努めて行く所存ですので、皆様からのご指導、ご鞭撻をお願いします。今年もよろしくお願いします。