謎の無人機も飛来!フォーラムエイトで開発中の新兵器

2012年1月19日

管理人のイエイリです。

フォーラムエイトと言えば、バーチャルリアリティーソフト「UC-win/Road」やBIM用3次元CAD「Allpan」の発売元として知られています。

先日、所用で東京・中目黒にある同社東京本社を訪れました。受け付けを入るとビックリ!

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

無人機が飛んできた

 

のです。

 20120119-image8.jpg

フォーラムエイト東京本社内を飛び回る無人機(写真:家入龍太。以下同じ)

その正体は、AR_Droneという4つのローターを持つヘリコプターでした。ラジコンのおもちゃのように見えますが、社員さんが遊んでいたわけではありません。

この小さな機体には前方・下方を映し出す超小型カメラや慣性航法装置、加速度計、距離センサーなどが搭載され、非常に安定した飛行をします。ホバリングもまさにピタッと空中に静止する感じです。

コントローラーはiPad Touchやパソコンを使い、機体との間で直接、無線LAN接続することで30~50mまで離れて飛行することができます。無線のアクセスポイントを増設すれば、それだけ遠くまで飛ばすことができます。

この機体は、ある調査に使うことを想定し、現在、機体に搭載したセンサーの情報を手元のパソコンに送り返してくるシステムなどを開発中です。

 20120119-image1.jpg

小さな機体にはカメラやセンサー、慣性航法装置などがぎっしり搭載されている

 20120119-image2.jpg
ホバリングは空中でぴたっと静止する
 20120119-image3.jpg
コントローラーに使っているiPad Touch。その画面には機体に搭載した小型カメラの映像がリアルタイムに映し出される

受け付けを少し入ったスペースは、ショールームのようになっており、この機体を飛ばすために網で覆った大型の“かご”や、ドライビングシミュレーターなどが展示されています。

その一角に、またまた面白いものを発見しました。それは、

  

超リアルな電車の運転台

 

だったのです。

 20120119-image4.jpg

超リアルな電車の運転台

20120119-image5.jpg 20120119-image6.jpg
ブレーキ装置(左)は鉄道会社から払い下げられたホンモノの部品を使用している。銘板(右)には昭和45年7月と抱くされていた

この運転台は、同社の「UC-win/Road」を基にして、電車の運転手の訓練用に作った「鉄道シミュレーター」です。

プロの運転手の研修に使うためには、ゲームのようにちゃちなものだと実感がわかないということで、特別に製作しました。

電流計や速度計、2本の針がついた圧力計などは、電圧計などを基にして文字盤を書き換えるなどして作ったそうです。

そして、電車の走行時には速度や勾配、カーブの外側のレールが高くなっている「カント」を反映した走行をシミュレーションするほか、ATS(自動列車停止装置)の区間に応じて、速度計の外側の制限速度ランプが切り替わります。

ブレーキなどによる圧力変化も同じパソコンでシミュレーションし、計器に反映させます。

 20120119-image7.jpg

運転士の帽子も製作。リアルな運転体験ができる

 20120119-image9.jpg  
駅に進入するところ。ハイビジョン規格で作られた映像は、線路上の小さな標識や周囲の建物、ホームで待っている人などを超リアルに再現する

試しに、社員の方に模範運転を見せてもらいましたが運転上手なことに感心しました。駅ホームに滑り込むや、みごとなブレーキ操作で、ホーム端の停止位置にピッタリと止めました。さすが、神業ですね。

仕事とはいえ、毎日、こんなものに囲まれて仕事している社員の皆さんがうらやましいです。フォーラムエイト東京本社に行かれたら、ぜひ、これらの展示物を体験してみてくださいね。

 
 ←記事に対するご意見、ご感想をどうぞ!


「建設ITワールドマガジン」無料購読受付中!最新設計手法「BIM」「CIM」の最新情報も充実!。現在の購読者数は部です。(携帯用のアドレスは登録できても配信されませんのでご注意ください

関連記事