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山手線新駅が課題に!フォーラムエイトが学生BIM&VRコンテストを開催

2013年5月8日

管理人のイエイリです。

JR品川駅と田町駅の間には、東海道新幹線と山手線・京浜東北線にはさまれた広大な車両基地があります。そこで山手線などを新幹線側に移設して新駅を作り、車両基地を整理することにより生まれるエリアを再開発する構想が持ち上がっています。

まだ、新駅の名前さえも決まっていない段階ですが、3次元リアルタイムバーチャルリアリティー(VR)ソフト「UC-win/Road」を開発・販売するフォーラムエイトはこの駅前空間の再開発を課題として、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

学生対象のコンテスト

 

を開催することになったのです。

このコンテストは「学生BIM&VRデザインコンテスト オン クラウド」というもので、今年で3回目を迎えます。建築、橋梁、都市、ランドスケープのデザインを行う学生を対象としたもので、海外にも広く門戸が開かれています。

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「第3回学生BIM&VRデザインコンテスト オン クラウド」のウェブサイト(資料:フォーラムエイト。以下同じ)

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課題の敷地。山手線・京浜東北線を新幹線よりに移設し、新たにできる新駅周辺が課題敷地となっている

コンテストの課題は、新駅周辺に「グローバルな都市のサスティナブルな駅前空間」を提案することです。UC-win/Roadを必ず使い、その他の同社ソフトやソリューションを含めて2種類以上使用することが条件です。

そのうえに、課題のテーマを具体的に表して、作品のデザイン性やアイデアの先進性、ユニークさなどを競います。テーマに対して計画、設計、シミュレーションなどを実施し、総合的なデザインをVRデータで表現した作品を審査委員会が評価します。

●審査委員会のメンバー(予定)


池田 靖史(実行委員長、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科教授/IKDS代表)
花村 義久(NPO シビルまちづくりステーション 理事長、建設系NPO連絡協議会 代表)
吉川 弘道(東京都市大学 総合研究所 災害軽減工学研究室 教授)
Kostas Terzidis(ハーバード大学 准教授)
DAVID TSENG(台湾国立交通大学)
小嶋一浩(シーラカンスアンドアソシエイツ)

すでにフォーラムエイトは敷地周辺のVRモデルを作成しています。東京近辺の方などには、おなじみの風景ですね。

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課題敷地を俯瞰(ふかん)したところ。山手線と京浜東北線移動に伴う再開発エリア、線路・車庫エリア、芝浦水再生センター北側の敷地が含まれる

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課題敷地北側に位置する旧海岸通りと運河、JR貨物線
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品川駅周辺のビル群
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品川駅港南口の人工地盤。東京の人にはおなじみの風景です

 

また、コンテストに先立って、7月26日には参加チームを対象に、課題敷地で「VRまちづくりシステム体験セミナー」を開催し、現地調査なども行います。参加チームのエントリー受け付けは9月30日まで、作品応募は10月10日まで、そして受賞作品の表彰式が11月21日に東京・目黒で行われます。

最優秀賞の「ワールドカップ賞」の受賞チームには、

 

賞金30万円とカップ

 

そして賞状が贈られます。

この機会にBIMやVRにチャレンジしてみたい学生さん、このチャンスを生かしてみてはいかがでしょうか。どんなユニークな都市空間の提案が出てくるのか、今から表彰式が楽しみです。

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昨年の表彰式(写真:福田知弘氏)