管理人のイエイリです。
福井コンピュータアーキテクトの3次元建築設計システム「ARCHITREND Z」は、住宅を3Dで意匠や構造を設計し、プレゼンテーションから構造計算、エネルギー解析、プレカット工場とのデータ連携、そして完成後のアフター管理までを一貫してこなします。
さらに「家相チェック機能」まであるのには驚かされます。住宅設計用ソフトとしての機能と実力は、あまたのBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ソフトよりも数歩先を進んでいるという人もいるくらいです。
このソフトは既に発売から10年がたっていますが、驚くべきことにさらに進化しようとしています。
2月14日、福井コンピュータアーキテクトは、Architrend Zの後継ソフト(PDF)として、
ナ、ナ、ナ、ナント、
新3次元建築設計システム
の開発に着手したことを発表したのです。
住宅業界は2014年度以降の段階的な消費税増税による着工件数の変動や、ローコスト住宅と高付加価値住宅への2極化が予想されています。
さらに「長寿命化」や「省エネ化」への流れもあります。
このように激変しつつある住宅業界でサバイバルするためには、生産性の向上、業務の標準化、そしてリスク回避などの改革が求められていると言っても過言ではないでしょう。
こうしたニーズに対応するため、福井コンピュータアーキテクトは、
手間、ムダ、リスクをゼロ
にすることをコンセプトに、ARCHITREND Zの後継ソフトの開発を始めました。
ポイントは提案から設計・積算業務の大幅な業務効率化と、クラウドコンピューティングとタブレット端末による住宅提案の3次元化、そして施主に合わせたバーチャルショールームの実現です。
BIM的に言うと、「手戻り防止」、「設計の見える化」、「生産性の向上」を徹底追求しようというわけです。
新3次元建築設計システムの発売は2015年1月の予定です。どんなシステムが登場するのか、楽しみですね。