管理人のイエイリです。
人の顔色や料理の見栄えは、照明によって大きく変わります。住まい手をより美人に、客人をもてなす料理をよりおいしく見せるためには、照明器具にもこだわりたいですね。
パナソニックはこんな住まいのおしゃれを実現する住宅用LED照明器具「美ルック」を開発。4月21日から合計374品番を発売します。
人の肌や食べ物など、あらゆる者の本来の色味をより美しく引き立てる照明器具というのが売り物ですが、その中には
ナ、ナ、ナ、ナント、
光のスペクトル制御技術
が詰まっているのです。
その秘密は、波長が580nm(ナノメーター)前後の光の波長を調整することになります。この制御によって色の見え方の忠実性を表す「平均演色評価数(Ra)」の数値を92に高め、太陽光のもとで見える色に近づけました。
また、色彩が鮮やかに目立って見える効果を「FCI(Feeling of Contrast Index)」という指標で定量化し、従来のLEDがFCI99だったのをこの製品ではFCI120に高めました。
さらに念入りなことに、日本人女性がイメージする
肌の色の好ましさ
を評価する同社独自の指標「PS(Preference Index of Skin Color)」を導入し、従来のLEDがPS69であったのをPS90に高めたそうです。
これらの技術開発によって、黄みを抑えて物の色を鮮やかに、肌の色を美しく見える色にしたわけですね。
LED照明はこれまで省エネというのが売り物でしたが、色の質も新たな差別化のポイントになりそうです。この照明を使って「住まい手が美人に見える家」、「料理がおいしく見える家」なんてという住宅を作ってみるのも、新たな住宅の開発戦略のヒントになるかもしれませんよ。