管理人のイエイリです。

部屋の中を自動的に動き回りながら、ホコリを吸引してくれるお掃除ロボットは、各社から発売され、すっかりおなじみの家電となりました。

Ecovacs Japan（宮城県大河原町）が5月に発売するガラスクリーニングロボット「WINBOT W730」は、お掃除ロボと同じように窓ガラスを掃除してくれるものですが、

ナ、ナ、ナ、ナント、

窓ガラスに吸い付いて

縦横無尽にガラス上をクリーニングしてくれるものなのです。

ガラスクリーニングロボット「WINBOT W370」（写真・資料：Ecovacs Japan。以下同じ）

洗面所の鏡を清掃しているところ

本体の裏側には2重の円があり、その内側の空気を吸引することで吸盤のようにガラスに吸い付きます。そして両側にあるクローラーで、上下左右に移動することができます。

W370はスタートするとまず、ガラス上を移動してガラスの大きさを測ります。そして最適な窓ふきルートを計算し、効率的に掃除していきます。

本体裏側の吸引機構とクローラー

本体をガラスに押しつけてスイッチを入れるとスタートする

まずはガラスの寸法を計測し、効率的なお掃除ルートを計算する

水で湿らせた前方の「マイクロファイバークロスパッド」で浮かし、中央部の吸引機構で細かいゴミや湿気を吸い取り、後方のパッドで仕上げ拭きをする、という工程でガラスの汚れを取り除きます。

前方のマイクロパッド、中央の吸引機構、後方のマイクロパッドの順でクリーニングする

そして、掃除が終わるとスタート地点に戻ってきます。

プロモーションビデオを見ていると、窓ガラスの上を軽快に動き回り、戦車がその場で旋回するように

ガラス上で超信地旋回

することもできるのには驚きました。

また、落下事故に備えて安全索のように電源コードをガラス上に止めておく吸盤も付属しています。

ガラス上で超信地旋回。電源コードを安全索のように使うための吸盤も付属している

開発元は中国のロボットメーカー、Ecovacs社です。

気になるお値段ですが、希望小売価格で7万9800円とのことです。手が届かないような高い窓や鏡の清掃には便利かもしれませんね。