管理人のイエイリです。
巨大な吊り橋やダムには、土木インフラとしての機能だけでなく、独特の美しさや魅力があります。
東京都市大学工学部都市工学科の吉川弘道教授は、こうした社会基盤施設を構成する土木構造物の写真や衛星画像、情報などを紹介するポータルサイト「土木ウォッチング」を運営しています。
こうしたサイトは、一般に更新が滞りがちになりますが、
ナ、ナ、ナ、ナント、
新規投稿で毎日変化
しているほどの人気なのです。
昨年、サイトを開設して以来、サーバーやドメイン名も更新し、現在に至っています。カバー範囲は鉄道や道路のほかエネルギー施設、ダム、空港・港湾、そして夜景・イルミネーションに至るまで、幅広いジャンルにわたっています。
あまりに数が多いので、吉川教授にいくつか見所を紹介してもらいました。
また、特別企画として「衛星画像・航空写真で見る社会基盤施設」や「最新橋梁・長大橋梁 展示館」もスタートしています。
土木構造物は工事関係者から一般の人まで、数多くの人々の思い出にもなっています。私自身、このサイトを通じて思わぬ人と、
ネット上での再会
を果たしました。
きっかけは、吉川教授が今年3月4日、Facebookに投稿した「J-POWER 沖縄やんばる海水揚水発電所について」という記事です。
私は十数年前、日経コンストラクションのデスクとしてこのダムの建設現場を取材したことがあり、懐かしく思ってそのことをコメント欄に書きました。
すると、当時、現場で案内してくれた電源開発の土木技術者がこのコメントに返事をくれたのです。
まさしく土木構造物が取り持つご縁ですね。ネット社会ならではの再会には、感動しました。
皆さんもなじみのある土木構造物の写真を見つけたら、FacebookやTwitterでシェアしてみてはいかがでしょうか。懐かしい人と再会できるかもしれませんよ。