おしゃれなデザイン!カシオがタフな土木用電卓を発売
2014年4月21日

管理人のイエイリです。

土木工事や測量の現場で測量機器とともに不可欠なのが、関数電卓です。

位置がわかっている点からの距離や角度で未知点の座標を求める「トラバース計算」や、道路工事で曲線区間の位置を求める「単心曲線要素計算」などに、関数電卓は欠かせません。

20~30年前から使われてきた関数電卓ですが、まだまだ進化は続いているようです。

カシオ計算機が4月25日に発売する土木測量専業電卓「fx-FD10 Pro」は、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

IP54準拠の防沫・防塵性能

 

や高い耐衝撃性能を備えるというタフさを持っているのです。

現場でも安心なタフさを備えた土木測量専業電卓「fx-FD10 Pro」(写真・資料:カシオ計算機。以下同じ)

現場でも安心なタフさを備えた土木測量専業電卓「fx-FD10 Pro」(写真・資料:カシオ計算機。以下同じ)

「IP54」とは、「あらゆる方向からの水の飛沫を受けても有害な影響を受けない」防沫性能と、「機器の動作に影響を及ぼす以上の粉じんの進入を防止する」防塵性能を意味します。耐衝撃性は、高さ122cmからの落下強度試験に合格するレベルです。

土木測量の現場でよく使われるトラバース計算や単心曲線要素計算など、21種類の基本公式プログラムを搭載しています。また、Windowsパソコンを使ってテキスト形式でプログラムを作成し、USB経由で取り込むことも可能です。

Windowsパソコンを使用してプログラムを自作し、USBで取り込める

Windowsパソコンを使用してプログラムを自作し、USBで取り込める

テキスト形式の自作プログラム

テキスト形式の自作プログラム

現場での操作性にもこだわっており、実行したいプログラムを片手操作で検索できるサイドキーや、ぬれた手でも滑りにくいエラストマ素材をボディーに採用しています。

プログラムを片手で選択できるサイドキーを装備

プログラムを片手で選択できるサイドキーを装備

また、暗い場所でも操作しやすいように、キーや液晶画面に

 

バックライトを点灯

 

できるようになっています。

バックライトを点灯させたところ

バックライトを点灯させたところ

サイズは厚さ21×幅88.5mm×長さ177.5mmで、重さは約250gです。

デザインもなかなかスタイリッシュで、現場技術者のおしゃれなアイテムとしてもいいですね。

液晶表示
128×64ドット、バックライト付き
操作キー
38キー+3サイドキー、バックライト付き(カーソルキー、サイドキーはライトなし)
メモリー
ユーザーメモリー:最大62,000バイト

ストレージメモリー:最大1Mバイト

システム
SDカード対応、USB(マスストレージ)、CSVファイル取り込み機能、プログラム変換機能
ソフトウェア
単位換算(107単位)、土木測量分野基本公式プログラム(21種)、統計計算機能、表計算機能(スプレッドシート)、度分秒結果表示
プログラム
プログラム簡単呼び出しキー、実行履歴機能、プログラム実行制御(条件ループ、条件分岐、サブルーチン、Break、Returnなど)
防水保護規格
IPX4(防沫型)
防塵保護規格
IP5X(防塵型)
使用温度
0℃~40℃(アルカリ乾電池使用時)、-5℃~45℃(ニッケル水素電池使用時)
電源
単4形アルカリ乾電池4本または単4形ニッケル水素電池4本
電池寿命
アルカリ乾電池使用時:約200時間

ニッケル水素電池使用時:約120時間(参考値)

1時間につき、メインメニュー表示(5分間)、PRGMモードで演算(5分間)、PRGMモードで、50分間表示を繰りかえした場合。バックライトは、各操作ごとに最初の30秒間は点灯、その後消灯とする。(25℃時)

サイズ · 質量
21.0×88.5×177.5mm · 約250g(電池込み)
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