タブレットでKY訓練!インターリスク総研が「セーフティートレーナー」を開発
2014年4月8日

管理人のイエイリです。

工事現場では毎日のように、労災事故防止のため「KY」、つまり危険予知活動が行われています。

リスクコンサルティングの専門会社、インターリスク総研は、様々な場面における危険予知訓練を行うアプリ「セーフティートレーナー」を開発し、無償提供を始めました。

被訓練者に対し、道路上など様々な場面を画像で表示し、その部分を指摘してもらうものです。

その道具として、業界で初めて、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

タブレット端末を活用

 

したのです。

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アプリを起動すると、事故の傾向分析や過去の重大事故を参考に作られた「危険予測訓練シナリオ」の画面が再生されます。

そこで被訓練者は、危険と思われる場面をタブレット端末上でタッチして答えます。それが終わると解答画面で危険個所の正解数やそうタッチ数、解説などを確認する、という流れです。

その結果はサーバーに自動送信され、

 

従業員別の結果レポート

 

として出力されます。

「セーフティートレーナー」の回答画面イメージ(資料:インターリスク総研。以下同じ)

「セーフティートレーナー」の回答画面イメージ(資料:インターリスク総研。以下同じ)

セーフティートレーナーは、早稲田大学人間科学学術院の石田敏郎研究室による危険予測訓練についての研究をもとに、サイビジョン社が開発した「HazardTouch」技術を核に、インターリスク総研がサービス化したものです。

対応するタブレット端末はAndroid3.2以上、通信環境としては3G・4G回線またはWi-Fi通信が必要です。アプリは無料でダウンロードには同社に申し込み、ダウンロード用IDとパスワードが必要です。

危険予測シナリオは優勝ですが、無償のサンプルシナリオもありますので、一度、体験してみるのも、今後のKY活動のあり方を考えるうえで参考になりそうですね。

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