iPhoneで建築図面を撮影!縮尺を合わせて表示・印刷できる「アーキスケール」

2014年9月26日

管理人のイエイリです。

雑誌やウェブサイトには、設計の参考になりそうなCAD図面や手描き図面がいろいろと転がっています。

これらを比較検討する際に重要なのが縮尺を合わせて表示することです。この作業に時間が取られすぎる、とお悩みの建築家や設計者は意外と多そうですね。

そんな人にお勧めのiPhone、iPadアプリ「アーキスケール」がこのほどアーキノートから無料公開されました。

 iPhone、iPad用アプリ「アーキスケール」の画面(資料:アーキノート)


iPhone、iPad用アプリ「アーキスケール」の画面(資料:アーキノート)

雑誌やウェブサイトに載っている建築図面をiPhoneなどで撮影し、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

図面の写真に縮尺情報

 

を付けることができるのです。

いったん、縮尺を付けた図面は、1/5~1/600の様々な縮尺で自由に表示したり、PDFで出力したりできます。

いったい、どんなアプリなのか私も試してみました。

まずはウェブサイトに載っている適当な図面を探して、画面に表示させ、iPhoneで撮影します。

ウェブサイト上の写真を「アーキスケール」で撮影(写真:家入龍太。以下同じ)

ウェブサイト上の写真を「アーキスケール」で撮影(写真:家入龍太。以下同じ)

すると撮影した図面写真を長方形に補正するための赤枠が出てきます。四隅の赤丸を指でタッチすると拡大図が出てきますので、建物の外形など長方形の部分と合うように赤丸の位置を調整します。

図面上の長方形部分に赤丸の位置を合わせる

図面上の長方形部分に赤丸の位置を合わせる

そして画面右上の「レ」印をタップすると図面が長方形に調整されます。その次がいよいよ、図面に縮尺を与える工程です。

もとの図面が描かれていた縮尺を選び、画面中央下の物差しアイコンをタップすると画面の周囲にスケールが表示されます。

図面上の適当な2点間の長さを寸法線などで調べ、その2点間の長さがスケールに合うように図面の画像を指で拡大・縮小して調整します。

スケールに図面上の長さが分かっている部分が合うように図面を拡大・縮小して調整する

スケールに図面上の長さが分かっている部分が合うように図面を拡大・縮小して調整する

満足がいく大きさに調整できたら、あとは適当な図面名をつけてiPhoneに保存します。

あとは必要な時に、この図面を読み出して、1/5~1/600の好きな縮尺で表示するだけです。

先ほどの図面を1/50で表示したところ

先ほどの図面を1/50で表示したところ

1/200で表示したところ

1/200で表示したところ

さらに便利なのは、所定の縮尺と用紙サイズを選んで

 

PDFファイルを作成

 

し、メールで送る機能が付いていることです。

先ほどの図面をA4用紙に1/50のサイズで印刷する設定で作成したPDF

先ほどの図面をA4用紙に1/50のサイズで印刷する設定で作成したPDF

iPhoneやiPadを「スキャナー」として使用し、その画面上でひずみや縮尺の調整までやってのけるとは。1本、持っておくと何かと便利に使えそうです。

  ←記事に対するご意見、ご感想をどうぞ!


家入龍太の最新刊!
BIMの全体像をザックリ
と解説!さらに初心 者向けに。
これだけ!BIM
 全国書店、ネット書店で好評発売中!
家入龍太著、秀和システム刊
価格: ¥1,700 (税別)
CIMの基本から活用事例までを初心者向けにやさしく解説
CIMが2時間でわかる本
 全国書店、ネット書店で好評発売中!
家入龍太著、日経BP社刊
価格: ¥2,800 (税別)
BIMとの連係、建て方も解説
図解と事例でわかるスマートハウス
 全国書店、ネット書店で好評発売中!
家入龍太著、翔泳社刊
価格: ¥1,800 (税別)
2時間でBIMをサクッと理解!
図解入門 よくわかる最新BIMの基本と仕組み
 全国書店、ネット書店で好評発売中!
家入龍太著、秀和システム刊
価格: ¥1,800 (税別)
「建設ITワールドマガジン」無料購読受付中!最新設計手法「BIM」「CIM」の最新情報も充実!。現在の購読者数は部です。(携帯用のアドレスは登録できても配信されませんのでご注意ください