もはや本格BIMソフト!64ビットにパワーアップしたSketchUp Pro2015
2014年11月21日

管理人のイエイリです。

BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)に挑戦してみたいけど、いきなり数十万円もするBIMやCIMのソフトを買うのは勇気がいりますね。

そんな方は、本日(11月21日)午前9時にアルファコックスが発売する「SketchUp Pro 2015 日本語版」(定価9万2500円、税別)で3Dモデリングや2DCADとの連携による図面作成を試してみるといいかもしれません。

というのは、今回のバージョンアップによってSketchUp Proは

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

本格的BIMソフト

 

と同等の機能が備わったからです。

SketchUp Pro 2015の画面(資料:アルファコックス。以下同じ)

SketchUp Pro 2015の画面(資料:アルファコックス。以下同じ)

その1つは、BIMやCIMの3Dモデルデータを属性情報付きで交換するための共通ファイル形式「IFC」の読み書きに対応したことです。

前バージョンのSketchUp Pro 2014ではIFCの「書き出し」(エクスポート)のみが可能でしたが、2015版では「読み込み」(インポート)もできるようになりました。

2Dで作図したデータもDWG形式やDXF形式で書き出せますので、3Dモデルで作成した2D図面を使い慣れた2DCADに読み込んで仕上げることもできます。

SketchUpでインポート可能なファイル形式 IFC、DWG、DXF、DAE、KMZ、3DS、DEM、DDFJPG、PNG、PSD、TIF、TGA、BMP
SketchUpでエクスポート可能なファイル形式 IFC、3DS、DAE、KMZ、WRL、DWG、DXF、FBX、OBJ、VRMLXSI、PDF、EPS、EPIX、BMP、JPG、TIF、PNG
LayOut から2D CAD ファイルをエクスポートする形式 DWG、DXF

このほか、SketchUp Pro 2015ではマルチプラットフォームに対応し、1本のソフトがWindows版としてもMac版としても使えるようになりました。

ライセンス管理はインターネットを通じたサーバーライセンス(eライセンス)になりましたので、ライセンス管理も楽になっています。

そして、本格的BIM、CIMソフトと言えるようになった大きな変更点は、

 

64ビットOSに対応

 

したことです。

SketchUp Proは32ビット版でも大きな都市モデルなどを扱うことができましたが、今回、64ビットに対応したことで処理スピードが最大4倍に向上し、描画もスピーディーになりました。

64ビットOSに対応したSketchUp Pro 2015は、大きな都市モデルも扱いやすくなった

64ビットOSに対応したSketchUp Pro 2015は、大きな都市モデルも扱いやすくなった

BIMやCIMの初心者はもちろん、中級者や上級者も使い勝手のあるソフトではないでしょうか。

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