管理人のイエイリです。

ダイキン工業といえば、空調機器の大手メーカーとして知られていますが、「FILDER Rise」などの設備CADも開発・発売しています。

同社は、同シリーズの新製品である次世代設備CAD「FILDER Cube」を1月30日に発売することを発表しました。

このソフトは空調・給排水衛生・電気設備業者向けで、複数階の建物全部の設備図を3次元で確認・編集できる

ナ、ナ、ナ、ナント、

設備BIMソフト

なのです。

FILDER Cubeの操作画面イメージ（以下の資料：ダイキン工業）

鋼材や吊り金具、ボルトなどの部材も3次元で表現できるほか、3次元で配管同士の干渉個所を確認しながら設計や変更ができます。

3次元モデル上で編集した内容は、平面図にも即座に反映されます。図面では細部のリアリティーを追求し、設備部品の形状や向きなどを表現します。精度の高い設備図を作成できるので、施工時の手戻りを防ぐことができます。

PDFの建築図面を読み込んで作図や編集を行えるほか、紙図面をスキャナーで取り込んだPDFも読み込めます。

また、コスモ・ソフトの積算見積もりソフト「PLANEST Bitz」や「PLANEST ef」とデータ連動でき、見積書を素早く作成できる機能も持っています。

1ライセンスの価格は148万8000円（税込み）とやや高めですが、インターネットライセンスによって支店や現場などにある複数のパソコンでライセンスを使う回せるようになっています。

ライセンスが足りないときは、時間レンタル（1時間470円・税込み）でも利用できます。

ライセンス運用／管理イメージ

対応OSはWindows8、Windows7でそれぞれ32ビット版と64ビット版で使えます。

このほか、

Windows8タブレット

に対応しているので、現場の最前線でタブレットを用いた図面変更を行うこともできます。

いよいよ、Windowsタブレットが本格的に現場で稼働する時代に入ってきたようですね。