管理人のイエイリです。
国土交通省関東地方整備局は、2010年度の新宿労働庁舎、2011年度の前橋合同庁舎に続く3件目のBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)導入プロジェクトとして、土浦労働総合庁舎(茨城県土浦市)の基本・実施設計を今年度に行います。
今回のプロジェクトは、総合評価型の公募型プロポーザル方式で行われ、5社が参加しました。
今回のテーマは
ナ、ナ、ナ、ナント、
維持管理でのBIM活用
です。
3月26日付けの「公募型プロポーザル方式に係る手続き開始の公示」には、「温室効果ガス等の排出の削減に配慮する内容を評価テーマとした技術提案を求める」としています。
業務にはこのほか、練馬東税務署耐震改修設計も含まれています。
その公募結果が6月19日、日本建設情報総合センター(JACIC)が運営する「入札情報サービス」サイトで公表されました。
設計者として特定されたのは梓設計で、
技術評価点は79.23
でした。
前2回のBIM導入プロジェクトでは、設計や施工がBIM活用のテーマとなりましたが、今回はついに維持管理にスポットが当てられましたね。
このプロジェクトをきっかけに、ビルのライフサイクルの中で最も多くのコストとCO2排出がある運用・維持管理段階でのBIM活用に弾みがつくことを期待したいです。
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