維持管理がテーマに!梓設計が関東地整3件目のBIM業務に特定
2015年6月23日

管理人のイエイリです。

国土交通省関東地方整備局は、2010年度の新宿労働庁舎、2011年度の前橋合同庁舎に続く3件目のBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)導入プロジェクトとして、土浦労働総合庁舎(茨城県土浦市)の基本・実施設計を今年度に行います。

今回のプロジェクトは、総合評価型の公募型プロポーザル方式で行われ、5社が参加しました。

今回のテーマは

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

維持管理でのBIM活用

 

です。

3月26日付けの「公募型プロポーザル方式に係る手続き開始の公示」には、「温室効果ガス等の排出の削減に配慮する内容を評価テーマとした技術提案を求める」としています。

業務にはこのほか、練馬東税務署耐震改修設計も含まれています。

その公募結果が6月19日、日本建設情報総合センター(JACIC)が運営する「入札情報サービス」サイトで公表されました。

公募プロポの結果が公開された入札情報サービスのウェブサイト(資料:JACIC)

公募プロポの結果が公開された入札情報サービスのウェブサイト(資料:JACIC)

設計者として特定されたのは梓設計で、

 

技術評価点は79.23

 

でした。

公表されたプロポーザル評価表(資料:JACIC)

公表されたプロポーザル評価表(資料:JACIC)

設計者として特定された梓設計の本社ビル(写真:家入龍太)

設計者として特定された梓設計の本社ビル(写真:家入龍太)

前2回のBIM導入プロジェクトでは、設計や施工がBIM活用のテーマとなりましたが、今回はついに維持管理にスポットが当てられましたね。

このプロジェクトをきっかけに、ビルのライフサイクルの中で最も多くのコストとCO2排出がある運用・維持管理段階でのBIM活用に弾みがつくことを期待したいです。

(Visited 1 times, 1 visits today)

Translate »