管理人のイエイリです。
タブレット端末の「iPad」は、小型・軽量で大きな画面、高性能のカメラ、充実した通信やセンサー機能など、現場のIT化に欠かせないツールといっても過言ではありません。
しかし、心配なのが水やほこりに弱そうなので、水しぶきやほこりが飛び交う過酷な現場最前線で使うのには、ためらいを感じるという方もおられそうですね。
そんな心配を一掃してくれるのが、デンケイメディアサービス(東京都中央区)が製造・販売する「Gamban(ガンバン)」です。
ナ、ナ、ナ、ナント、
防滴性・防塵性・耐衝撃性
を兼ね備え、iPadを現場で思う存分使うために開発されたiPad専用プロテクトケースなのです。
iPadの液晶画面は強い衝撃を与えると割れたりしますが、中芯に補強材を入れたトップカバーが付いています。このカバーは、晴天下の現場でもiPadの画面が見やすいようにする日よけとしても機能します。
タッチパネルを覆う液晶透明シートやiPadを出し入れするファスナー、カメラレンズを覆う超透明フィルムは、雨の浸入を防ぐ使用になっています。
また、幅40mmのショルダーベルトがついているので、使用時には手持ちの煩わしさがありません。
iPadを現場で使うときの課題は、暗い場所で写真撮影を行うときの光源をどうするかです。
何も光源がないと暗すぎて写らないし、普通の懐中電灯だとライトが当たっているところだけが明るく、周囲が暗い写真になってしまいます。
こうした現場の声に応えてルクス・エナジー(本社:新潟市中央区)が開発したのが、IP65の防水・防塵性能を持つLEDライト「Smile Aim(スマイル エイム)」です。
ぱっと見ただけでは、普通のLEDライトのようですが、3個のLED(合計3W)の上には光を広げて一様に現場を照らすための
拡散フィルム
が仕込んであるのです。
光を微妙に調節するように、真ん中に穴が開けられた拡散フィルムの威力はさすがです。まるでプロのカメラマンのように、写真全体が均一な明るさになるように現場を照らしてくれるのです。
例えば、照明を消した事務所内で3.5mの距離から照明なし、3WのLED懐中電灯、そしてSmile Aimで撮り比べた結果、次のようになりました。
現場ニーズに応えて開発された製品だけあって、なかなかの高性能ですね。気になるお値段ですが、日経コンストラクションによると税抜きで9800円とのことです。
冒頭のiPad専用ケース「Gamban」と、現場用LEDライト「Smile Aim」をセットで使うと、現場最前線の最強ツールになりそうですね。