10分でビフォー・アフター画像も!iPadでリフォーム提案する「カタリノ」

2015年9月17日

管理人のイエイリです。

住宅の屋根や外壁、外構などのリフォーム工事のビジネスでは、オーナーの気が変わらないうちにスピーディーなリフォーム提案と見積もり作成が重要です。

エクステリアや外構設計CADの開発を行うオーセブン(本社:さいたま市)は、こうした提案業務を訪問中にリアルタイムで作成できる画期的なiPad用アプリ「カタリノ for iPad」を開発しました。

App Storeで無料ダウンロードできる「カタリノ for iPad」

 

ビフォー

ビフォー

アフター(以下の写真、資料:オーセブン)

アフター(以下の写真、資料:オーセブン)

例えば、上の例のように外壁塗装と玄関ドアの入れ替え、そして植栽を導入するリフォーム工事のビフォー、アフター画像と見積書を作る場合、現場で建物の現状を写真撮影してから

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

10分ほどで完成

 

してしまうのです。

そのため、オーナーさんの自宅に営業に行くときはiPadを1台持って行くだけでOKです。突然、呼び出されたときも、エクステリアのカタログなどは持って行く必要がありません。では、どのようにリフォーム提案するのかを見てみましょう。

まずはビフォー・アフターの画像を作るための写真撮影を行います。

ビフォー・アフターの画像作成用写真を撮影する

ビフォー・アフターの画像作成用写真を撮影する

その写真をiPadに大きく表示し、外装材を張る範囲を囲んで設定します。四隅の細かいところは拡大表示されるのでカンタンに作業できます。このとき、概算見積もり用に縦・横の大体の寸法も入力します。

そしてクラウド上にあらかじめアップしておいたカタログから、外装材を選んで張り込みます。

外装材を張る範囲を指定

外装材を張る範囲を指定

大体の縦横寸法も入力

大体の縦横寸法も入力

外装材をクラウド上のカタログから選んで張り込む

外装材をクラウド上のカタログから選んで張り込む

当然、ドアや窓などの上にも外装材が張られてしまいますので、開口部などは写真上でトレースする要領で切り抜きます。

その部分に、ドアなどをカタログから選んで配置し、開口部のサイズに合わせます。さらに植栽や玄関前のタイルなども配置して大きさや位置などを調整すると、あっという間に「アフター」の画像ができあがります。

開口部を切り抜く

開口部を切り抜く

その後にドアなどをカタログから選んで配置し、大きさを調整

その後にドアなどをカタログから選んで配置し、大きさを調整

20150917-image02

同じ要領で、勝手口や駐車場などのちょっとしたリフォーム工事のビフォー・アフターの画像も作れてしまいます。

20150917-image11 20150917-image12
勝手口のビフォー・アフター
20150917-image13 20150917-image14
駐車場のビフォー・アフター

そして肝心なのは、概算金額です。ビフォー・アフターの画像ができた後は、工事用看板や仮設トイレ、後片付けなどの

 

仮設工事を選択

 

すると、画面の右下にコストがどんどん足されていって、見積書が完成します。

仮設工事を選んで入力する。画面の右下にはコストがどんどん足されていく

仮設工事を選んで入力する。画面の右下にはコストがどんどん足されていく

できあがった見積書。慣れると写真撮影からここまで10分くらいでできそうだ

できあがった見積書。慣れると写真撮影からここまで10分くらいでできそうだ

iPadとWi-Fiで接続できるAirPrint対応のプリンターがあれば、見積書やビフォー・アフターの画像もその場で印刷し、オーナーさんに渡すことができます。

気になるお値段ですが、「カタリノ for iPad」のアプリ自体はiTunesから無料でダウンロードできます。

これを見積もりなどの業務に使うためには、カタログなどコンテンツの登録を行うための初期費が20万円(税別。以下同じ)と、iPad1台当たりのサーバーライセンスが月額1980円(容量1GB)かかります。また、iPad3台で5年間使える「割得5年パック」もあり、総額で28万円となっています。

リフォーム営業もiPadとクラウドでよりスピーディーになりそうですね。

 
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