管理人のイエイリです。
工事現場の最前線でiPadを使っている会社も多いのではないでしょうか。
出先にいたまま、リアルタイムに現場の状況を社内で共有したり、様々な報告書を作れたりするので、現場の生産効率を上げるのに役立ちます。
昨日(9月10日)、そんなiPadの生産性をさらにアップしてくれる手書き入力アプリ「建設mazec」が、MetaMojiから発売されました。
建設用語には「塩ビライニング鋼管」など、漢字とカタカナが混じった長い用語も目立ちます。手書き入力だとかえって時間がかかると思う人も多いでしょう。
でも、安心です。
ナ、ナ、ナ、ナント、
最初の1、2文字を入力
すれば、アプリの方で瞬時に建設専門用語の候補一覧を出してくれるのです。
例えば「鉄」と手書きすれば、「鉄筋加工図」や「鉄骨鉄筋コンクリート造」といった用語が出てくるので、画面上で選ぶだけで的確な用語が入力できます。
このアプリは「mazec for Business」をベースに開発されたものです。建築・土木、設備、住宅、不動産などの現場で、施工管理や維持管理などに使える建設用語が約1万1000語も収録されています。
また、難しい漢字や書けない漢字はひらがなでどんどん交ぜ書きしていけば、いいので単語ごとに変換するために気を使う必要がありません。
「mazec for Business」の使い方(動画:YouTubeより)●
このアプリはiOS8上で動くアプリなら、ウェブブラウザーでの検索やメール、カレンダーなどあらゆるアプリでの入力に使えます。これまで小さなキーボードやフリック入力に比べると、入力時のストレスが大幅に減りそうです。
また、
手書き文字のクセも学習
してくれるので、使えば使うほど認識率も高まります。
このほか、法人向けにはイージーモードのユーザー・インターフェース(UI)やテンキーボード入力などの機能もあります。
気になるお値段ですが年間、1デバイス当たり4000円(税別)とのこと。アプリ本体はApp Storeで無償ダウンロードできますが、利用にはライセンスキーが必要てす。