管理人のイエイリです。
メガソフトの「3Dマイホームデザイナー」は、間取り図を作ると自動的に住宅の3Dモデルを作ったり、家具やクルマなどを置いて将来の生活をイメージしたりと、住宅造りに夢を与えてくれるソフトです。
BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やCADには縁のない主婦層などの一般人にも多くの愛用者がいるほど、簡単に使えるので、1996年の発売以来、総出荷本数が65万本にも達しています。
一般向けとプロ向けのバージョンがありますが、プロ向けの最新版である「3DマイホームデザイナーPRO9」が昨日(10月21日)に発売されました。
今回の目玉は、人工知能によって住宅内の各部屋を
ナ、ナ、ナ、ナント、
自動ウォークスルー
できる機能が搭載されたことなのです(特許出願中)。
ウォークスルーは、建物の3Dモデル内をパソコン内で歩き回るようにしながら、各部屋の内部や住宅の外側を見て回る機能です。
BIMソフトなどでもおなじみの機能ですが、「ウォークスルー動画」を作ろうとすると、マウスなどを使って各部屋をいちいち通ったり、仮想カメラの動線や向きなどを設定したりと面倒なことが多々ありました。
今回、搭載された自動ウォークスルー機能は、平面図上で通過する部屋を次々と指定するだけで、移動や視点の“カメラワーク”は、ソフトが自動的に行ってくれるようになっています。
この機能を使って作成されたアニメ動画を見てみると、各部屋の内観をひと通りぐるりと見回しながら通っていくようです。
自動ウォークスルー機能で作成された動画
2階建ての住宅などは、
ナ、ナ、ナ、ナント、
階段も自動で上り下り
してくれます。
ウォークスルー動画の作成の手間がかなり省けそうですね。
このほか、搭載された新機能としては、ドーマーや天窓などの屋根装飾機能や、洋風住宅のデザインにかかせないドアや窓のトリム(額縁)設置機能、多様なテイストのバルコニー作成機能などがあります。
多様なテイストのバルコニー作成機能 |
「3DマイホームデザイナーPRO9」の気になるお値段ですが、パッケージ版が6万4800円、ダウンロード版が5万4000円となっています。