質疑応答集も!日建連サイトに「施工BIMのスタイル」コーナー
2015年10月19日

管理人のイエイリです。

2014年末、日本建設業連合会(以下、日建連)は、施工段階で効果的にBIMを活用するための具体的方法をまとめた「施工BIMのスタイル~施工段階における元請と専門工事会社の連携手引き2014」を発刊しました。

2014年末に発刊された「施工BIMのスタイル」の表紙(写真:家入龍太)

2014年末に発刊された「施工BIMのスタイル」の表紙(写真:家入龍太)

それ以降、手引きをテキストにした様々なセミナーが開かれ、多くの来場者を集めました。しかし、仕事の都合などでセミナーに行けなかった人も多いでしょう。

そんな人に朗報です。というのも、日建連のウェブサイトにこのほど、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

「施工BIMのスタイル」コーナー

 

が開設されたからです。(施工BIMのスタイルコーナーはこちら)

日建連のウェブサイトに開設された「施工BIMのスタイル」コーナー(以下の資料:日本建設業連合会)

日建連のウェブサイトに開設された「施工BIMのスタイル」コーナー(以下の資料:日本建設業連合会)

このサイトでは、「施工BIMのスタイル」が発刊される前と後の歩みがドキュメンタリーチックにまとめられ、その過程に作成された報告書が惜しげもなく公開されています。

例えば、2012年6月25日に発刊された「専門工事会社におけるBIM活用実態調査報告書(2011年版)」のほか、2012年~2015年に行われたアンケート調査結果やセミナーで使われた様々な資料が、PDF形式でダウンロードできるようになっています。

そのため、仕事の都合でセミナーに足を運べなかった人も、どんな内容だったのかがよく理解できます。

「施工BIMのスタイル」をテキストにしたセミナーで実際に使われた資料がダウンロードできる

「施工BIMのスタイル」をテキストにしたセミナーで実際に使われた資料がダウンロードできる

また、掲載されている資料には、現場で苦労している技術者に、BIMを少しでも理解してもらおうという熱意があふれています。

その1つは、記事のようにまとめられた議事録です。発言者の顔写真や発表資料の一部も掲載されており、まるでその会議に自分も参加したかのようなリアリティーを感じることができます。

記事形式でまとめられた議事録

記事形式でまとめられた議事録

また、施工段階でのBIM活用らしいのは、

 

セミナーでの質疑応答集

 

堂々48ページのPDF資料(FAQ)として公開されていることです。

質疑応答集の資料もある

質疑応答集の資料もある

セミナーは一般的に人が多く集まる大都市圏などで開催されることが多いですが、こうしたサイトがあると、時間に制約されず、全国各地から概要を知ることができるので、セミナーに参加する余裕がない方や地方でのBIM実践者の方に、大いに役立ちそうですね。

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