ソーラーパネルはどこ?なぜか太陽光の電力で光るサインが登場
2015年12月18日

管理人のイエイリです。

ソーラーパネルで発電した電力で光る標識やサインは、配線工事が必要ないので、お日さまの当たるところではどこでも簡単に設置できるメリットがあります。

しかし、黒っぽいソーラーパネルがむき出しになっているため、見た目はイマイチでした。

この見た目の問題を解決するため、大阪市淀川区のエコフューチャーは、太陽光で発電した電力で光るおしゃれなサイン「デザインソーラーパネル」を開発し、2016年1月12日から受注を始めることになりました。

太陽光で発電した電力で光るおしゃれな「デザインソーラーパネル」(以下の写真、資料:エコフューチャー)

太陽光で発電した電力で光るおしゃれな「デザインソーラーパネル」(以下の写真、資料:エコフューチャー)

昼間、太陽光で発電した電気をためて、夜、発光する仕組みです

昼間、太陽光で発電した電気をためて、夜、発光する仕組みです

太陽光で発電するにもかかわらず、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

ソーラーパネルが見当たらない

 

のです。

実は、サインと同じ大きさのソーラーパネルがサインの裏側に張り込まれており、ここに当たった太陽光で発電するようになっていたのでした。

サインの一番奥にソーラーパネルが仕込まれている。LEDの光は導光板でサイン全体に分散される

サインの一番奥にソーラーパネルが仕込まれている。LEDの光は導光板でサイン全体に分散される

ソーラーパネルがサインの裏側に隠れているため、むき出しのときよりも発電量は落ちるそうですが、それでも十分な電力が得られるとのことです。
本体のサイズは3種類あり、(1)幅360 × 高さ360 × 厚さ37mm、(2)幅352 × 高さ607 × 厚さ37mm、(3)幅420 × 高さ1000 × 厚さ37mmと、バリエーションに富んでいます。

また、サインにはバックが白の「印刷タイプ」と、黒の「彫刻タイプ」があります。また、防雨性能は「IPX5」相当となっています。

彫刻タイプの構造。透明アクリル板に文字が彫られ、バックには黒色のソーラーパネルが使われている

彫刻タイプの構造。透明アクリル板に文字が彫られ、バックには黒色のソーラーパネルが使われている

昼間、発電した電気は、1本200円くらいで入手できるに充電しておき、夜間にLEDを発光させるための電力として使います。

昼間、発電した電気を蓄えておく装置としては

 

市販のバッテリー

 

をサインの裏側に入れて使います。

昼間、発電した電気を蓄える市販のバッテリー

昼間、発電した電気を蓄える市販のバッテリー

それでもフル充電した後は、無日照状態で1日12時間、5日間まで点灯できるそうです。

用途としては観光客向けの観光案内や誘導標識、駐車場用のサインなどがありますが、工事現場でも使えそうですね。

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