真っ暗闇でも写る!日立が赤外線ネットワークカメラを発売
2015年12月21日

管理人のイエイリです。

企業や公共施設、町中でよく監視カメラを見かけます。そして事件の犯人逮捕などに大きな力を発揮しています。

しかし、照明が届かない場所に普通の監視カメラを設置しても、当然、映像には何も写りません。

真っ暗闇の中で撮影したカラー画像の例(以下の写真、資料:日立製作所)

真っ暗闇の中で撮影したカラー画像の例(以下の写真、資料:日立製作所)

そこで、日立製作所と日立産業制御ソリューションズは、赤外線LED内蔵のドーム型カメラ「DI-CD322LE」を開発し、2016年1月から販売することになりました。

赤外線LED内蔵のドーム型カメラ「DI-CD322LE」

赤外線LED内蔵のドーム型カメラ「DI-CD322LE」

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

全く光のない暗闇

 

でも、怪しい人物などをはっきりと撮影することができるのです。

赤外線LED内蔵のドーム型カメラで撮影した映像の例。30m先の人も写っている

赤外線LED内蔵のドーム型カメラで撮影した映像の例。30m先の人も写っている

カメラ本体は防塵防水規格「IP66」に準拠しているので、屋外はもちろん、建物内部の洗浄が行われる食品工場の天井など、様々な場所に取り付けることができます。

電動可変焦点レンズを搭載しているため、カメラを設置した後にパソコンやデジタルレコーダーによって遠隔操作でピント調整を行えます。

解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)と高いですが、カメラ内部で

 

704×480ピクセル

 

まで縮小・圧縮できる高圧縮技術を搭載しています。

そのため、高精細の映像を小さな容量で伝送・記録することができるのもメリットです。また、動画のスピードは30FPSとなっています。

お値段は、希望小売価格で29万円(税別)とのこと。建設現場で高価な資材を置いている場所などを、このカメラでこっそり監視しておくと安心ですね。

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