カートリッジからボトルへ!エプソンがインク2年分付きのプリンター発売
2016年1月13日

管理人のイエイリです。

小さな設計事務所や工務店などでは、インクジェットプリンターを愛用しているところが多いのではないでしょうか。

インクジェットプリンターは実売価格が付属のインクカートリッジ代を下回る場合もあり、導入しやすいですが、インクカートリッジが小さい場合が多いので、こまめに補充する面倒もありました。

こうした従来のインクジェットプリンターの常識を覆すような新製品をエプソンが2月4日に発売することになりました。

A4カラー複合機「EW-M660FT」、A4モノクロ複合機「PX-M160T」、A4モノクロプリンター「PX-S160T」の3機種です。

A4カラー複合機「EW-M660FT」(以下の写真、資料:エプソン)

A4モノクロ複合機「PX-M160T」

A4モノクロ複合機「PX-M160T」

A4モノクロプリンター「PX-S160T」

A4モノクロプリンター「PX-S160T」

小さなオフィスでの使用が見込まれる月間300枚程度の印刷を想定して、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

2年分のインクが付属

 

しているのです。

各機種には、従来の小さなインクカートリッジではなく、「エコタンク」と呼ばれる大容量インクタンクが装備されています。

そのため、こまめなインクの追加購入と交換の手間を削減できます。

A4カラー複合機「EW-M660FT」のエコタンク部分

A4カラー複合機「EW-M660FT」のエコタンク部分

その結果、インクの供給も従来のような小さいカートリッジではなく、大容量の「インクボトル」が各色2本ずつ、付属しています。

その容量は、シアン、マゼンタ、イエローが各70ml、ブラックが140mlです。これだけで約1万1000ページのプリントができます。

「EW-M660FT」用の4色インクボトル

「EW-M660FT」用の4色インクボトル

付属のインクボトルを使い切った後は、追加のインクボトルを購入すると、さらにランニングコストが下がり、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

カラー約0.8円、モノクロ約0.3円

 

での印刷が可能になります(価格は税別)。

従来のインクジェットプリンターは、実売価格ベースでは初期コストが付属インクカートリッジ代よりも安く、追加の純正インクを買うと割高になるということも珍しくありませんでした。

この新製品の場合は、使えば使うほど、ランニングコストが安くなるという点がすばらしいですね。

■価格・発売日について

新商品の価格と発売日は以下の通りです。

商品名 価格 詳細 発売日
EW-M660FT オープン
プライス
カラー複合機
4色(カラー染料、ブラック顔料インク)
インクボトル各色2本ずつ同梱
2016年
2月4日
PX-M160T モノクロ複合機(顔料インク)
インクボトル2本同梱
PX-S160T モノクロプリンター(顔料インク)
インクボトル2本同梱
KSU-BK-L インクボトル(ブラック) 140ml
HSM-C、HSM-M、HSM-Y インクボトル 各70ml
【シアン、マゼンタ、イエロー】
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