超小型レーザー装着!iPhoneで奥行きや距離を測る「Spatial Ruler」
2016年1月20日

管理人のイエイリです。

新しい家具やカーテンなどを買いに行くとき、部屋の空きスペースや窓の大きさなどをメジャーで測り、略図を作っていくことがあります。

しかし、寸法を測り忘れていたり、どこを基準に測ったのかがわからなくなったりして、イライラすることもありますね。

そんな問題を、iPhoneを使ってサクッと解決してくれるアプリが登場しました。

台湾・台北市のコナリー・エンタープライズ社(智林企業股份有限公司)が開発した「iPin Spatial Ruler」というアプリです。

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

直径7mmのレーザー距離計

 

をiPhoneに取り付け、写真上からいろいろな部分の長さを測ることができるのです。

 

超小型レーザー距離計を取り付けたiPhone(以下の写真、資料:智林企業股份有限公司)

超小型レーザー距離計を取り付けたiPhone(以下の写真、資料:智林企業股份有限公司)

 

直径7mmのレーザー距離計。イヤホンジャックに取り付ける

直径7mmのレーザー距離計。イヤホンジャックに取り付ける

例えば、iPhoneから向こうの壁までの奥行きを測るときは、レーザー光を壁に当て、その点をiPhone画面上の赤枠で囲んでボタンを押すだけです。

奥行きの測定。レーザー光を奥行きを測りたい物に当て、画面上で“ロックオン”

奥行きの測定。レーザー光を奥行きを測りたい物に当て、画面上で“ロックオン”

すると、奥行きの値が画面に表示される

すると、奥行きの値が画面に表示される

また、ドアやカーテンなどの高さや幅を測りたいときは、まず奥行き測定と同じようにレーザー光を当てて奥行きを測ります。

すると画面上に部屋の写真と三角形が表示されるので、三角形の各頂点を写真上の測りたい部分に合わせると、その辺の長さが表示されます。

頂点の位置合わせを正確にできるように、画面の右下には写真が拡大表示されるのできっちりと合わせることができます。

高さや幅の測定。レーザー光をロックオンしてボタンを押すと、部屋の写真と三角形が表示される

高さや幅の測定。レーザー光をロックオンしてボタンを押すと、部屋の写真と三角形が表示される

三角形の頂点を測りたい部分に合わせると距離が表示される。右下は拡大表示窓

三角形の頂点を測りたい部分に合わせると距離が表示される。右下は拡大表示窓

奥行きや高さなどの測定に使った写真には、レーザー距離計のデータが付いており、この写真をメールやSNSなどで他の人と共有したり、別の部分の寸法を測ったりすることも可能です。

3mまでの距離の場合、奥行き、長さともに

 

寸法の精度は±3%

 

とのことです。

寸法測定のキャリブレーション補正は、A4サイズの紙を使って簡単に行えるほか、レーザー距離計を正しい角度にセットするためにはiPhoneの水準器機能を使って行います。

A4用紙を使ってキャリブレーションを行っているところ

A4用紙を使ってキャリブレーションを行っているところ

水準器機能を使ってレーザー距離計を垂直に調整しているところ

水準器機能を使ってレーザー距離計を垂直に調整しているところ

気になるお値段ですが、同社のウェブサイトには価格は表示されていませんでした。工事現場でも便利に使えそうですね。

(Visited 3 times, 1 visits today)

Translate »