旧国立周辺もカラーで!3Dプリンターで作った都市模型インテリア
2016年2月23日

管理人のイエイリです。

米国のベンチャー企業が、3Dプリンターで作ったニューヨークの都市模型インテリア事業に、多くの資金を集めたことが話題になっています。当サイトでもこんな記事を掲載しました。

一方、日本も負けていません。3Dプリンターによる出力サービスを行っているアイジェット(東京都港区)は、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

カラー版の都市模型

 

をインテリア化した3Dジオラマ「3D Print Maps」を昨日(2月22日)に発売したのです。

東京タワー周辺のカラー版都市模型(写真:アイジェット、ゼンリン)

東京タワー周辺のカラー版都市模型(写真:アイジェット、ゼンリン)

今回は、港区東京タワー周辺、神宮球場周辺、広島城・原爆ドーム周辺の3エリアの模型を発売しました。

神宮球場周辺の模型は、既に解体されてしまった旧国立競技場が、カラーでリアルに再現されています。都市の記憶を永遠に残すことができますね。

 

神宮球場周辺の模型には、旧国立競技場の勇姿がカラーで再現されている(写真:アイジェット、ゼンリン)
神宮球場周辺の模型には、旧国立競技場の勇姿がカラーで再現されている(写真:アイジェット、ゼンリン)
広島城・原爆ドーム周辺の模型(写真:アイジェット、ゼンリン)

広島城・原爆ドーム周辺の模型(写真:アイジェット、ゼンリン)

模型は石こうパウダーを材料とする3Dプリンターで造形し、特殊な樹脂で硬化させ、樹脂塗膜で表面仕上げを行っています。

模型の縮尺は約4300分の1~約1万2500分の1の4種類で、サイズは90mm角~290mm角の4種類があります。90mm角のものが9800円(税別)、一番大きな290mm角だと14万円~(同)となっています。

140mm角以上のものには額縁フレームも付属しているので、手軽に壁などに飾れますね。

 

「3D Print Maps」の通販サイト(資料:アイジェット)

「3D Print Maps」の通販サイト(資料:アイジェット)

都市模型のもとデータには、ゼンリンが2014年8月に発売した「3D都市モデルデータ」を使用しています。

BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)、都市の熱流体シミュレーション、ゲーム開発などに使われる精密なデータで、車載型3Dレーザースキャナー「モービルマッピングシステム」などを使って計測されたものです。

「3D都市モデルデータ」のウェブサイト(資料:ゼンリン)

「3D都市モデルデータ」のウェブサイト(資料:ゼンリン)

ニューヨークの都市模型は、自分が好きな区画を指定して買うことができますが、この「3D Print Maps」は

 

エリアや縮尺を個別オーダー

 

して、好きな区画を好きな大きさで作ってもらうことができます。

他の都市の都市にも、サービスを順次拡大していくとのことなので、楽しみですね。

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