450万円から!アイサンテクロノジーなど3社が高精度ドローンを発売
2016年3月31日

管理人のイエイリです。

国土交通省が今年度から始めた「i-Construction」(アイ・コンストラクション)では、ドローンから空撮した写真で現況測量や土工の出来形管理を進めていく方針が示されています。

こうした市場に投入するため、アイサンテクノロジーはプロドローン(名古屋市中区)、岡谷鋼機(名古屋市中区)と3社協業で高精度3次元地図計測用ドローン「Winser(ウインザ)」を開発し、3月28日に岡谷鋼機を国内総代理店として発売しました。

市販されているドローンには様々な価格のものがありますが、ウインザの価格は

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

450万円~

 

と、かなり高級路線の製品となっています。

高精度3次元地図計測用ドローン「Winser(ウインザ)(以下の写真、資料:アイサンテクノロジー)

高精度3次元地図計測用ドローン「Winser(ウインザ)(以下の写真、資料:アイサンテクノロジー)

産業用ドローンで国内ナンバーワンの技術力を誇るプロドローンの6枚羽根タイプの機体を採用し、機体重量は9.5kg以上とかなり大型です。搭載カメラには、ソニーの高解像度カメラ「α7」を採用しました。

飛行は自動化されており、「自動飛行」モードを備えているほか、飛行中にドローンとコントローラーの接続が切れたり、バッテリー残量が減ったりした場合にはGPS信号を使って離陸した位置に自動着陸する「自動帰還」の機能もあります。

プロが使う機体だけあって、かなり安全性に配慮されていますね。

2015年11月10日に行われた実証実験の様子

撮影した空撮写真から作った点群データの後処理には、アイサンテクノロジーが昨日(3月30日)に発売した精密3次元空間データ生産ツール「3DWING(スリーディーウイング)」も使えます。

空撮写真による計測だけでなく、ウインザには

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

3Dレーザースキャナー

 

を搭載して長距離、高密度の点群計測も行えます。

アイサンテクノロジーは、3Dレーザースキャナーをクルマに搭載して計測する「MMS(モービル・マッピング・システム)」も以前から展開していますので、ドローンによる空撮や3Dレーザースキャナーによる測量と合わせると、機動力の高い点群計測のサービスが行えることになります。

このドローンは4月20日~22日に幕張メッセ(千葉県美浜区)で開催される「第2回国際ドローン展」でアイサンテクノロジー、プロドローン、岡谷鋼機が共同出展します。ご興味のある方はどうぞ!

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