スタンドインVRでプレゼン!外構用「eE-CAD」に搭載された臨場感
2016年4月26日

管理人のイエイリです。

オーセブンが開発した外構・造園用CADソフト「eE-CAD11」は、塀やウッドデッキなどの部材を「選んでおくだけ」で、手軽に3D設計を行えます。

さらにプレゼンから構造設計、積算までこなす多機能性をもち、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ソフトのような域に進化してきました。(詳細は2015年4月7日の当ブログ記事を参照)

部材を選んでおくだけで外構や造園の3D設計が行える「eE-CAD」(以下の写真、資料:オーセブン)

部材を選んでおくだけで外構や造園の3D設計が行える「eE-CAD」(以下の写真、資料:オーセブン)

このほど発売された同ソフトの最新版「eE-CAD 11.5」では、さらにパワーアップした「スタンドインVR」という機能が盛り込まれました。

設計した外構や庭園の3Dモデルを

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

VRゴーグルとスマホ

 

を使って見ることにより、まるで「私、お庭に立っているみたい♪」な感じで設計内容を確認できるものなのです。

新機能のプレゼンツール「スタンドインVR」のイメージ

新機能のプレゼンツール「スタンドインVR」のイメージ

スマートフォンに庭園などのパースを映してVRゴーグルにはめると、顔を動かした方向の景色が見えるので、まるでその場にいるようにパースを360°見渡すことができます。

ウオークスルーのような3D酔いもないので、お施主さんにも楽しんでもらいながら設計を進められそうですね。

このほか進化した機能としては数量集計表の自動作成があります。3Dモデルと数量集計表が双方向で連動するのです。

数量表のある項目をクリックすると、3Dモデルや図面の該当部分が強調表示され、逆に3Dモデルや図面上のある部分をクリックすると数量表の対応部分が強調表示されます。このため材料の拾い漏れなどのミスを防げます。

数量表と3Dモデル、図面が双方向で連動

数量表と3Dモデル、図面が双方向で連動

さらに現場での作業とも連携が強化されました。

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

塀と床の断面図

 

が設計図面と連動して自動で出てくるのです。

設計図と連動して塀や床の断面図が出てくるようになった

設計図と連動して塀や床の断面図が出てくるようになった

そのため、現場用の図面作成が楽になりました。単にデザインだけでなく、プレゼンや施工の細かいところまで役立つCADとして、eE-CADが進化してきましたね。

この「eE-CAD11.5」は、4月22日から予約販売が開始され、5月16日に納品が開始されます。

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