文科省も3D活用に注目!関西大学出身の研究者4人が大臣表彰を受賞
2016年4月28日

管理人のイエイリです。

先日、誇らしげに表彰状を掲げる4人の研究者の写真が、某所から当ブログ編集部に送られてきました。

一体、何の写真なのかと思いきや、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

平成28年度文部科学大臣表彰

 

の「科学技術賞 科学技術振興部門」を受賞された皆さんの記念写真だったのです。

平成28年度文部科学大臣表彰「科学技術賞」を受賞した誇らしげな研究者たち。左から東京都市大学・今井龍一准教授、関西大学・窪田諭准教授、同・田中成典教授、大阪経済大学中村健二准教授(写真:関西大学)

平成28年度文部科学大臣表彰「科学技術賞」を受賞した誇らしげな研究者たち。左から東京都市大学・今井龍一准教授、関西大学・窪田諭准教授、同・田中成典教授、大阪経済大学中村健二准教授(写真:関西大学)

受賞された皆さんは、田中成典 関西大学総合情報学部教授、窪田諭 関西大学環境都市工学部准教授、今井龍一 東京都市大学工学部准教授、そして中村健二
大阪経済大学情報社会学部准教授の4人です。

一体、どんな業績が評価されたのかというと「3次元情報の利活用のための社会基盤技術の振興」というものです。

前半の「3次元情報の利活用」とは、国土交通省の「i-Construction」の根幹をなす3Dモデルによる設計・施工・維持管理や、現場での3D計測データ空撮写真から地上測量を行う方法など、でもおなじみの3Dデータ活用です。

受賞業績の「3次元情報の利活用」イメージ

受賞業績の「3次元情報の利活用」イメージ

一方、後半の「社会基盤技術の振興」とは、航空レーザー測量や車載型・地上型の3Dレーザースキャナー、そしてドローンで撮影した空撮写真などによって現場を3Dモデル化する技術やサービス、運用モデルの開発などを意味します。

後半の「社会基盤技術の振興」のイメージ

後半の「社会基盤技術の振興」のイメージ

そして、今回、受賞した4人の先生方は

 

全員、関西大学の大学院

 

出身だったということで、関西大学のホームページでは大騒ぎになっています。

建設分野での3Dモデルやドローンが普及してきた陰には、関大出身の先生方の努力と功績もあったわけですね。受賞された先生方、おめでとうございます!

(お知らせ)建設ITブログや建設ITワールドメールマガジンは、ゴールデンウイーク中はお休みさせていただきます。5月10日から再開しますので、お楽しみに。皆様、よい休日をお過ごしください。

 

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