スキー場から鉱山まで!ドローンを自由に飛ばせる場所が明らかに
2016年6月17日

管理人のイエイリです。

2015年12月に施行された改正航空法や、2016年4月に施行されたドローン規制法などの法規制により、ドローン(無人機)は初心者にとってやや敷居が高いものになりました。

そこで「Phantomシリーズ」などのドローンメーカー、DJI JAPANは6月14日、同社が公開しているドローン用のフライトマップに、ありがたい情報を追加してくれました。

従来からの飛行禁止エリアに加えて、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

「飛行可能施設」

 

を10カ所ほど、掲載したのです。

ドローン用フライトマップに追加された「飛行可能施設」(緑色の部分。資料:DJI JAPAN)

ドローン用フライトマップに追加された「飛行可能施設」(緑色の部分。資料:DJI JAPAN)

首都圏周辺を拡大したところ。千葉市若葉区には「スカイゲームスプラッシュ」という飛行可能な施設があることがわかる(資料:DJI JAPAN)

首都圏周辺を拡大したところ。千葉市若葉区には「スカイゲームスプラッシュ」という飛行可能な施設があることがわかる(資料:DJI JAPAN)

例えば、首都圏周辺のマップを拡大して見ると、千葉市若葉区に「スカイゲームスプラッシュ」という施設があることがわかります。マップ上の「詳しくはコチラ」というリンクをクリックすると、「日本初のドローン・エアレース・サーキット」と銘打ったウェブサイトが立ち上がりました。

この施設には、天井高8m、面積約600m2の屋内練習場や、市街地を模した障害物ルート、レースが楽しめるサーキットコースが設置されています。料金は1時間800円(税込み)、4時間以上3200円(税込み)とリーズナブルです。航空法などを気にせず、初心者から上級者までドローン操縦を楽しめそうですね。

千葉市若葉区のスカイゲームスプラッシュのウェブサイト(資料:スカイゲームスプラッシュ)

千葉市若葉区のスカイゲームスプラッシュのウェブサイト(資料:スカイゲームスプラッシュ)

屋内練習場や市街地を模した障害物ルートなどが楽しめる(資料:スカイゲームスプラッシュ)

屋内練習場や市街地を模した障害物ルートなどが楽しめる(資料:スカイゲームスプラッシュ)

また、栃木県足利市には三好工業の鉱山敷地内に「とちぎUAVフィールド」というドローン専用飛行場がありました。人里離れた約2万2000m2の広大な非コア上でありながら、北関東自動車道の佐野田沼インターから車で10分というアクセスの良さが売り物です。

利用料金は午前または午後で各1万円(税別)で、1社当たり年間2万5000円(税別)の利用登録費がかかります。

栃木県足利市のとちぎUAVフィールドのウェブサイト(資料:とちぎUAVフィールド)

栃木県足利市のとちぎUAVフィールドのウェブサイト(資料:とちぎUAVフィールド)

とちぎUAVフィールドの案内ビデオ

このほか、オフシーズンのスキー場でも、続々とドローン専用飛行場がオープンしています。

大自然の中、ドローンを自由に、堂々と飛ばせるドローン専用飛行場も各地に誕生しています。例えば、新潟県南魚沼市の舞子ドローンフィールドには、長さ約330mと約270mの2つの飛行場があり、料金は3時間2000円(税込み)、1日3000円(税込み)です。

スキー場の長い斜面に沿ってドローンを低空飛行させたり、木立の上から景色を楽しんだりと、スキー場ならではの楽しみ方ができそうです。

舞子ドローンフィールドの案内ビデオ

このほかオフシーズンのスキー場を利用した飛行場としては、福島県南会津町の会津高原たかつえスキー場(半日1500円、1日2500円)や、長野県飯山市の斑尾高原エアフィールド(半日2000円、1日3000円)などもあります。

また、佐賀市の人工スキー場、天山リゾート(4時間以内4320円)は、

 

ドリフト走行用サーキット

 

も設けられており、9時から16時まで貸し切りで15万円(税込み)で楽しむことができます。

ドリフト走行用サーキットもある天山リゾートのウェブサイト(資料:天山リゾート)

ドリフト走行用サーキットもある天山リゾートのウェブサイト(資料:天山リゾート)

航空法などに引っかからない河川敷などで飛ばすのもいいですが、こうしたドローン専用の飛行場を利用すると、新たな飛行方法や操縦技量の向上などが楽しめそうですね。

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