BIM/CIMソフト付きも!ソフトバンクC&Sが測量用ドローンを8月に発売
2016年7月20日

管理人のイエイリです。

国土交通省の「i-Construction」推進などで、工事現場でのドローン(無人機)活用は身近なものになってきました。

BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)と、ドローン(無人機)を連携させるなどのソフトも、続々と発売されています。

この商機に乗ろうと、大手ソフトベンダーも工事現場用ドローン市場に参入してきました。今年、3月15日の当コラム記事で、ドローンによる空撮から3Dモデル作成までを簡単に行える「Site Scan」というシステムについて、ご紹介しましたが、日本では

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

あの、ソフトバンクグループ

 

の、ソフトバンク コマース&サービス(以下、ソフトバンクC&S)が発売することになったのです。

建設分野でのドローン市場に、ソフトバンクが乗り出してきたとは。この市場が活性化していることを物語るようですね。

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「Site Scan」を使ったドローンでの測量風景(以下の写真、資料:ソフトバンク コマース&サービス)

「Site Scan」を使ったドローンでの測量風景(以下の写真、資料:ソフトバンク コマース&サービス)

このシステムは、米国のドローンメーカーである3Dロボティクス社(3DR)が開発したもので、タブレットを使ってドローンを自動操縦、自動撮影するものです。

「Site Scan」でドローンの飛行ルートを設定すると、ドローンは自律飛行しながら地形を撮影し、その写真データをオートデスクのクラウド上にアップします。

ソフトバンクC&Sは、「SiteScan」とともに、ドローン本体の「3DR SOLO」や、オートデスクのBIM/CIMソフトパッケージ「Architecture
Engineering & Construction Collection」をセットにした

 

Site Scan測量パック

 

や、高性能ワークステーションの提供していくそうです。

 

「Site Scan測量パック」の内容

気になるお値段ですが、タブレット抜きで250万円(税別)からです。

このパッケージは、ソフトバンクC&Sが7月21日~22日に開催する「SoftBank World 2016」で展示されるそうです。

ソフトバンクC&Sがどのようなドローン製品を建設分野向けに投入するのか、そしてSiteScan測量パックの性能や使いやすさはどうかなどを、確認したい方はどうぞ!

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