管理人のイエイリです。
国土交通省の「i-Construction」推進などで、工事現場でのドローン(無人機)活用は身近なものになってきました。
BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)やCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)と、ドローン(無人機)を連携させるなどのソフトも、続々と発売されています。
この商機に乗ろうと、大手ソフトベンダーも工事現場用ドローン市場に参入してきました。今年、3月15日の当コラム記事で、ドローンによる空撮から3Dモデル作成までを簡単に行える「Site Scan」というシステムについて、ご紹介しましたが、日本では
ナ、ナ、ナ、ナント、
あの、ソフトバンクグループ
の、ソフトバンク コマース&サービス(以下、ソフトバンクC&S)が発売することになったのです。
建設分野でのドローン市場に、ソフトバンクが乗り出してきたとは。この市場が活性化していることを物語るようですね。
このシステムは、米国のドローンメーカーである3Dロボティクス社(3DR)が開発したもので、タブレットを使ってドローンを自動操縦、自動撮影するものです。
「Site Scan」でドローンの飛行ルートを設定すると、ドローンは自律飛行しながら地形を撮影し、その写真データをオートデスクのクラウド上にアップします。
ソフトバンクC&Sは、「SiteScan」とともに、ドローン本体の「3DR SOLO」や、オートデスクのBIM/CIMソフトパッケージ「Architecture
Engineering & Construction Collection」をセットにした
Site Scan測量パック
や、高性能ワークステーションの提供していくそうです。
気になるお値段ですが、タブレット抜きで250万円(税別)からです。
このパッケージは、ソフトバンクC&Sが7月21日~22日に開催する「SoftBank World 2016」で展示されるそうです。
ソフトバンクC&Sがどのようなドローン製品を建設分野向けに投入するのか、そしてSiteScan測量パックの性能や使いやすさはどうかなどを、確認したい方はどうぞ!