プレゼンも映画クオリティー!東映グループがBIMパーツサイト「Arch-LOG」開設
2016年9月1日

管理人のイエイリです。

BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の普及に伴い、建材・設備のBIMパーツニーズが高まっています。

東京・中央区のログログはこのほど、建材・設備などのBIMパーツをダウンロードし、BIMソフトでの設計に利用できる建築建材総合検索サイト「Archi-LOG」を立ち上げました。

建築建材総合検索サイト「Arch-LOG」(以下の画像、写真:ログログ)

建築建材総合検索サイト「Arch-LOG」(以下の画像、写真:ログログ)

BIMソフトに同サイト用のプラグインをインストールして、複数のメーカー間で建材を横ぐし検索したり、BIMパーツやテクスチャーをBIMソフトにダウンロードし、レンダリングしたり、マテリアルボードを作ったりできるサイトです。

現在は、商品数としては2万点以上、そして

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

2700点以上のBIMパーツ

 

が登録されているのです。

レンダリング画像のサンプルとマテリアルボードの制作事例

レンダリング画像のサンプルとマテリアルボードの制作事例

対応しているソフトは、現在、Revit、ARCHICAD、SketchUpです。

使い方はまず、各BIMソフトに「Arch-LOG」プラグインをインストールします。そして、BIMソフト上からサイトにアクセスし、建材などを検索します。

ARCHICADにプラグインをインストールし、Arch-LOGサイトにアクセスして建材を検索したところ

ARCHICADにプラグインをインストールし、Arch-LOGサイトにアクセスして建材を検索したところ

そして気に入ったBIMパーツやテクスチャーを選び、BIMソフトにダウンロードします。テクスチャーのサイズは、実物大にあらかじめ調整された状態でBIMソフトに取り込まれるので、面倒な調整作業は不要です。

ARCHICADにBIMパーツなどをダウンロードしたところ

ARCHICADにBIMパーツなどをダウンロードしたところ

このBIMパーツをBIMモデル内に配置し、設計を進めていきます。そして「Renderingプラグイン」を使ってBIMモデルデータをクラウドに送り、フォトリアルなレンダリングを行うこともできます。

「Renderingプラグイン」を使ってレンダリングを開始したところ。最初は画像が粗いが、徐々にハイクオリティーになっていく

「Renderingプラグイン」を使ってレンダリングを開始したところ。最初は画像が粗いが、徐々にハイクオリティーになっていく

完成したレンダリング(右)

完成したレンダリング(右)

レンダリング終了後、BIMモデル内の家具の位置を動かすと、レンダリングもそれに対応して修正されます。

BIMモデル(左)上でベッドの位置を移動させると、レンダリング(右)も自動修正される

BIMモデル(左)上でベッドの位置を移動させると、レンダリング(右)も自動修正される

映画のように、見事なクオリティーのレンダリングですね。それもそのはず、このサイトを運営するログログは、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

東映グループ

 

の会社だからです。

今後、収録データが充実していくことを期待したいですね。また、対応するBIMソフトも、今後、続々と増やしていくとのことです。

RevitやARCHICAD、SketchUpをお使いの方、試してみてはいかがでしょうか。

(Visited 6 times, 1 visits today)

Translate »