東京ドームの2.5倍!大阪に広大なドローン飛行場があった
2016年9月14日

管理人のイエイリです。

工事現場でドローンによる空撮や測量を行うため、ドローンを練習したいけど、適当な場所が見つからないという人も多いでしょう。

関西方面の方にオススメなのが、大阪府能勢町にある能勢高原ドローンフィールドです。

自然に囲まれた能勢高原グリーンフィールド(以下の写真:家入龍太)

自然に囲まれた能勢高原グリーンフィールド(以下の写真:家入龍太)

その広さは、11万8000m2もあり、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

東京ドームの2.5倍

 

という雄大さなのです。

このドローンフィールドは、ふるさと創生研究開発機構が、能勢町から旧大阪府立総合青少年野外活動センターの跡地を借り受けて運営しているもので、グラウンドや宿泊訓練用の建物などがそのまま残っています。

大阪市内から車で1時間くらいの場所にあるため、改正航空法のドローン飛行禁止エリアにもひっかからず、対地高度150mまでは飛行許可申請なしで飛ばせます。

念のため、当ブログ2016年5月26日付の記事で紹介したドローンプラットフォーム「SoraPass」で地図を検索してみると、下のような位置にあることがわかりました。

赤い円内が能勢高原グリーンフィールド。改正航空法のドローン飛行禁止エリアも引っかからない(資料:SORAPASS)

赤い円内が能勢高原グリーンフィールド。改正航空法のドローン飛行禁止エリアも引っかからない(資料:SORAPASS)

9月9日には、豊中商工会議所建設業部会と能勢町商工会が主催する「ドローン活用セミナー」が開かれ、プログラムの第二部としてこのフィールドでドローン関連各社によるデモフライトや操縦体験が行われました。

約100人のセミナー参加者の前で行われたデモフライト

約100人のセミナー参加者の前で行われたデモフライト

橋梁点検などで上部を撮影するためのドローン

橋梁点検などで上部を撮影するためのドローン

3Dレーザースキャナー搭載の公称価格3000万円の超高額ドローン

3Dレーザースキャナー搭載の公称価格3000万円の超高額ドローン

ドローンが迷子にならないようにするための電動リールをもとに開発されたリードシステム

ドローンが迷子にならないようにするための電動リールをもとに開発されたリードシステム

ドローンの操縦体験

ドローンの操縦体験

広大な敷地を使ったフライトは迫力満点です。離陸して周囲の山林上空を数百メートルも飛ぶと、ドローンは豆粒のように小さくなります。

搭載したカメラから送られてくる映像に映った地上の道路を見ながら「有視界飛行」を行う、といったこともできます。

敷地内の山林上空を飛行するドローン

敷地内の山林上空を飛行するドローン

ドローンから送られてきた映像を見ながら有視界飛行できる

ドローンから送られてきた映像を見ながら有視界飛行できる

ふるさと創生研究開発機構ではこのほか、安定した風の中で技能訓練が可能なNOMUCドローンフィールド(1万3000m2)や、5km程度の飛行が可能な天王東山ドローンフィールド(4万m2)も運営しています。

各フィールドの平日利用料金(税別)は

 

2時間45分で2500円

 

と、リーズナブルです。(詳細は能勢町マルチコプター倶楽部のウェブサイトを参照

ドローンの開発拠点を、能勢町に設けると、開発しながらすぐに飛行テストが行えるので便利ですね。

(Visited 1 times, 1 visits today)

Translate »