施工にも対応!メガソフトが「3Dアーキデザイナー」を来春発売
2016年12月16日

p>管理人のイエイリです。

メガソフトは、住宅やインテリア、オフィスなどのデザインを3Dモデルで分かりやすく表現する「3Dデザイナーシリーズ」の各種ソフトでおなじみです。

外装や外構も含めて建物全体を3Dモデル化できる製品としてはこれまで、一般向けの「3Dマイホームデザイナー」やプロ向けの「3DマイホームデザイナーPRO」しかありませんでした。

このラインアップに2017年春、新製品が投入されることになりました。

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

高層マンションや商業ビル

 

に対応した新3D建築プレゼンテーションソフト「3DアーキデザイナーProfessional」という製品なのです。

高層マンションのデザインが可能な「3DアーキデザイナーProfessional」(以下の資料:メガソフト)

高層マンションのデザインが可能な「3DアーキデザイナーProfessional」(以下の資料:メガソフト)

水面やぴかぴかのタイルなどの表現もリアルだ

水面やぴかぴかのタイルなどの表現もリアルだ

この製品により、3Dマイホームデザイナーのように軽快でスピーディーな3D提案を、大規模な建物でも行えるようになります。

また、1部屋だけのリフォームにも活用できるので、マンションデベロッパーや総合建設会社などにもユーザーが広がりそうですね。

室内リフォームや商業ビルの内外装など、対応できる建物の幅が広がった

室内リフォームや商業ビルの内外装など、対応できる建物の幅が広がった

そして特筆すべきは、デザイン提案だけでなく、受注後の設計や施工、竣工時の引き渡しまで、建築業務全体で使えるようになったことです。

設計、施工、引き渡しまで活用範囲が広がった3DアーキデザイナーProfessional

設計、施工、引き渡しまで活用範囲が広がった3DアーキデザイナーProfessional

それは

 

データ交換機能

 

が充実していることです。

デザインした建物の3DモデルからDWG形式やJWW形式に書き出したり、逆にこれらのCADファイルを読み込んだりすることもできます。

設計段階で作成したCADデータを読み込んで3D化すると、造作の納まり確認や3Dによる施工指示書の作成、竣工時の3Dモデルを運用時のレイアウト変更や改装などにも使えそうです。

3DモデルからDWGやJWWの図面形式で入出力できる

3DモデルからDWGやJWWの図面形式で入出力できる

また、木材のプレカット工場で使われているCADとデータ交換するための「CDEXMA(シーデクセマ)」形式の書き出しや読み込みにも対応しています。

どの程度の規模まで対応できるのかや、価格についても気になりますが、2017年2月に正式発表されるそうです。

この製品は、建設会社などの営業部門と設計部門のコミュニケーションツールとしても有効に機能しそうですね。

または、同社の「3Dマイホームデザイナー」のように使えると、マンションや商業ビルの施主自身がたたき台となるプランや建物イメージを3Dで作成し、建設会社と交渉する時代になってくるのかもしれません。

 

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