ドローン使い最適ルート決定!大林組と岩崎の仮設道路用3Dソフト

2017年5月12日

管理人のイエイリです。

山間部のダムや道路などの工事では、重機や車両が現場に到達するための仮設道路を、いかに効率的に造るかが重要です。

そこで大林組岩崎は、山間部の工事用仮設道路を簡単に計画できる「3D施工計画作成ソフト」を共同開発しました。

ドローン(無人機)や3Dレーザースキャナーで計測した点群データ上で、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

道路の通過点をクリック

 

するだけで、仮設道路の3Dイメージや、し、施工に必要な盛り土・切り土の量を瞬時に算出してくれるのです。

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点群データ上で仮設道路の通過点をクリックする

点群データ上で仮設道路の通過点をクリックする

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すると道路の縦断・横断勾配などを考慮した切り土・盛り土の量が自動計算される
すると道路の縦断・横断勾配などを考慮した切り土・盛り土の量が自動計算される
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点群データ上で仮設道路の通過点をクリックする

点群データ上で仮設道路の通過点をクリックする

まるで、CIM用の3次元CADのように見えますが、必要な作業はドローンを飛ばして点群データを作り、その上を何点かクリックするだけです。

いくつかの候補ルートをクリックして土量計算を行い、比較すると最適なルートを簡単に求めることができます。重機や車両が無理なく走行できるかも、縦断勾配などから判断できます。

また、切盛土量のデータを重機の施工能力データと組み合わせると、仮設道路の建設に必要な工期や概算費用も簡単に求められます。

このソフトは、ノートパソコンに入れて、どこででも使うことができます。操作が難しい3次元CADを使わないので、現場のだれもが3次元CADを使ったのと同様な検討や計画を行えるのがいいですね。

大林組では、これまで、地形の等高線が書かれた紙図面を使って仮設道路の比較検討を行ってきました。そのため計画に数日はかかっていました。

今回のシステムを使うと、その時間は

 

わずか2~3時間

 

に短縮されるそうです。

現場をドローンや3Dレーザースキャナーでデジタル化し、コンピューター上で様々な検討を行って最適案を現場で施工する、という流れは、まさに仮設道路の「IoT(モノのインターネット)」と言えます。

そして、仮設道路の施工にICT建機を使うと、さらにIoTによる生産性向上のメリットが出てくるのではないでしょうか。

現場のだれもが3Dの恩恵を享受できる、大林組らしいシステムと思いました。

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