VRで確かめながら開発も!国内初のドローンプログラムコンテスト
2017年6月26日

管理人のイエイリです。

国土交通省のi-Construction施策などで、土工現場ではすっかりおなじみとなったドローン(無人機)は、あらかじめ設定した飛行ルートや高度に従って飛ぶなど、ソフトウェアやGPS、センサーなどの連携による自動航行システムも開発されてきました。

今後、土木構造物の点検や資材の輸送、施工などさらに高度な制御が要求される場面も出てくるでしょう。

あらかじめ設定したルートに沿って、ドローンが飛行するイメージ(以下の画像:フォーラムエイト)

あらかじめ設定したルートに沿って、ドローンが飛行するイメージ(以下の画像:フォーラムエイト)

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こうした流れを受けて、コンピュータソフトウェア協会は画期的なイベントを、2017年9月上旬に開催することになりました。

そのイベントとは、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

プログラミングコンテスト

 

なのです。

ドローンのプログラミングは、ソフトウェアと通信制御の連携によって操縦が簡単に行えるというところからスタートしました。

そしてソフトとGPS(全地球測位システム)、センサーなどとの連携による高度や位置計測や制御による自動航行が行えるようになっています。

今後はさらに、クラウドやネットワークインフラのIoT(モノのインターネット)センサー、遠隔操作機器などと連携したシステムとして、産業用のサービスやソリューションの一部として、ドローンが機能していくことが予想されます。

そこで、ドローン本体のソフトウェアプログラミングを行えるプログラマーやエンジニアの育成が急務になることが予想されるため、今回のコンテストを開催することになりました。

ドローンのプログラムが進化すれば、こんなことも簡単にできそうだ

ドローンのプログラムが進化すれば、こんなことも簡単にできそうだ

コンテストに先立ち、2017年6月29日(木)に東京・東雲で説明会やプレイベントが行われるほか、7月末日まで応募受付が行われます。

コンテスト本番は、同9月上旬に慶應大学 SFCキャンパス内グラウンドで開催されます。

ドローンのプログラミングというと、バグがあったときは、即座にモノとの接触や墜落、行方不明といった“事故”につながりかねません。

何度も失敗していると、機体の修理費だけでもバカにならなくなりそうですね。

しかし、安心してくださいプラチナ協賛企業のフォーラムエイトから

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

3次元VRプログラム

 

UC-win/Road」とUAVプラグインが無償提供されるので、コンテスト参加者はVR(バーチャルリアリティー)環境下で、安全にプログラムのチェックが行えるようになりそうです。

名称 CSAJドローン・プログラミング・コンテスト
対象 企業、学校、個人
主催 一般社団法人コンピュータソフトウェア協会
協賛 プラチナ:(株)フォーラムエイトゴールド:ドローン・ビジネス・カレッジ/クオリティソフト(株)、(株)TOLOT

シルバー:さくらインターネット(株)、JBCCホールディングス(株)、(株)ゼンリン、(株)大和コンピューター、ドローン・ジャパン(株)

ブロンズ:空撮サービス(株)、東京システムハウス(株)、(株)理経

後援 一般社団法人組込みシステム技術協会、一般社団法人セキュアドローン協議会、ドローン社会共創コンソーシアムなど
運営事務局 一般社団法人セキュアドローン協議会

ドローンのプログラミングコンテストは、技術もさることながら、どんな用途にドローンを使うのかというアイデアも、大きな要素になりそうですね。

興味のある方は、プレイベントに参加してみてはいかがでしょうか。申し込みは、コンピュータソフトウェア協会のウェブサイトです。締め切りは、6月27日ですので、お早めにどうぞ。

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