AIで河川氾濫を予測!茨城大とNECが水戸・偕楽園で実証実験中

2017年8月8日

管理人のイエイリです。

日本列島をゆっくりと北上中の台風5号は、各地で河川の氾濫など大きな被害をもたらしています。

現在、河川氾濫の危険を把握するためには、人手による河川水位の上昇を目視確認することが必要です。

そこで茨城大学と日本電気(NEC)は、河川の画像をもとに氾濫の危険度の判断支援を行う「NEC水害対策支援システム」の実証実験を、2017年7月21日から茨城県水戸市内で開始しました。

同市内を流れる桜川の流れを、偕楽園周辺に設置した汎用カメラで撮影し、水位や水の色などが異なる様々な状態の画像を

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

AI(人工知能)に学習

 

させ、氾濫の危険レベルを自動的に判別させるものなのです。

水害対策支援システムの画面イメージ(資料:茨城大学、NEC)

水害対策支援システムの画面イメージ(資料:茨城大学、NEC)

この実証実験は、茨城大学ICTグローカル教育研究センター副センター長の齋藤修特命教授らの研究グループが水害発生時の河川の特注に関する学術的知見を、NECが最先端AI技術群「NEC the WISE」のディープラーニング(深層学習)技術を搭載した「NEC Advanced Analytics – RAPID機械学習」を、それぞれ提供しあって進めているものです。

これまでは人間が川の状態を常時、監視しながら河川の増水や洪水の危険性などを判断していました。

このシステムが実用化されると、現実の河川の変化→カメラでデータ化→コンピューターで分析→氾濫の危険を現場にフィードバックするという、

 

河川防災のIoT化

 

も、実現できそうですね。(IoT:モノのインターネット)

使っているカメラは、汎用のものなので価格も安く、小さな河川でもあちこちに取り付けられそうです。

河川の監視はAIに手伝ってもらいながら、人間は氾濫に備えた避難対策などに注力するという防災の分業体制が見えてきました。

  ←記事に対するご意見、ご感想をどうぞ!


家入龍太の最新刊!
BIMの全体像をザックリ
と解説!さらに初心 者向けに。
これだけ!BIM
 全国書店、ネット書店で好評発売中!
家入龍太著、秀和システム刊
価格: ¥1,700 (税別)
CIMの基本から活用事例までを初心者向けにやさしく解説
CIMが2時間でわかる本
 全国書店、ネット書店で好評発売中!
家入龍太著、日経BP社刊
価格: ¥2,800 (税別)
BIMとの連係、建て方も解説
図解と事例でわかるスマートハウス
 全国書店、ネット書店で好評発売中!
家入龍太著、翔泳社刊
価格: ¥1,800 (税別)
2時間でBIMをサクッと理解!
図解入門 よくわかる最新BIMの基本と仕組み
 全国書店、ネット書店で好評発売中!
家入龍太著、秀和システム刊
価格: ¥1,800 (税別)
「建設ITワールドマガジン」無料購読受付中!最新設計手法「BIM」「CIM」の最新情報も充実!。現在の購読者数は部です。(携帯用のアドレスは登録できても配信されませんのでご注意ください