管理人のイエイリです。
土木の世界に入ってくる若者が年々、減少しているのは、全国共通の悩みです。この業界に若者を呼ぶために、役所だけが動いても、建設会社だけが声を上げても難しい。
それなら、土木に関係する組織や人々、県民が一緒になって土木という仕事の魅力を発信していこうではないかと、静岡県交通基盤部が2017年4月に立ち上げたのが「静岡どぼくらぶ」というウェブサイトです。
日ごろ、一般の人々が立ち入れない土木現場の最前線を、現場で働く人の視点で
ナ、ナ、ナ、ナント、
BGM付きの動画
で、紹介していこうというものなのです。
動画は役所のPRビデオや企業のCM形式になっており、トンネルや道路、河川などが、どのように作られていくのかが、軽快なオリジナル曲「どぼくらぶソング」をバックに紹介されます。
どの動画も工事の紹介にとどまらず、そこで働く人々の思いややりがい、使命感といった気持ちが伝わってくるところが、土木の仕事に親しみをもってもらえる構成になっています。
そして、動画の中ではドローンによる空撮シーンや、3Dレーザースキャナーによる点群計測など、土木の最新技術もふんだんに登場します。
「どぼくらぶソング」をバックに流して、ドローンやBIM/CIMソフトのCGアニメなどを適当な長さに編集すれば、PR動画が気軽に作れるので、これからも動画がどんどん増えていきそうですね。
ところで、「どぼくらぶ」とは「土木」と「クラブ」を合わせた言葉だろうなと想像できますが、もう一つ、
土木LOVE
という意味もあるのです。
静岡県内の建設会社や現場の方は、どぼくらぶソングやロゴを使って、気軽にPR動画を作ってみてはいかがでしょうか。
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