管理人のイエイリです。
タイのバンコクで11月28日、CG技術の展示会イベント「SIGGRAPH Asia 2017」が開幕しました。
名だたるVR(仮想現実)関連の企業が出展ブースを構える中、現地の女子高校生の黄色い声が聞こえるエリアがありました。
そこは、
ナ、ナ、ナ、ナント、
フォーラムエイトのブース
だったのです。
このイスは「VRモーションチェア」というもので、ヘッドマウントディスプレー(HMD)を着用して腰掛けます。
すると目の前には、ジェットコースターに乗って走行するVR映像が実寸大で立体的に見え、カーブや急坂に差しかかると、イスが激しく前後左右に傾き、上下に動くようになっているのです。
HMDを着けているため、その映像に没入せざるを得なくなり、女子高生たちの恐怖も想像できますね。映像やイス駆動用のデータは、フォーラムエイトのVRソフト「UC-win/Road」で作られました。
フォーラムエイトのブースにはこのほか、3Dプリンターで作った寺の模型に映像を映写する「プロジェクション・マッピング」や、VRによる電車運転ゲームなども展示され、来場者の人気を集めていました。
また、日本カーバイドのブースでは、映像を空中にあるかのように見せる様々な大きさのホログラムシステムが展示されていました。
将来、クルマの自動運転での操作や、回転寿司の注文用タッチパネルなどで、大きな市場が見込まれるとのことです。
そして、入り口付近では何十個ものバッジを手にした日本人を発見しました。お名前をうかがうと、首都大学東京 システムデザイン学部インダストリアルアート学科教授の今間俊博先生とのこと。
今間先生は1980年代から、
ナ、ナ、ナ、ナント、
ほとんどのSIGGRAPHに参加
されているそうです。
これらのバッジは、各回の開催時に参加者に配られるもので、それを毎回、地道にコレクションしたものだったのです。世界的にも貴重なものですね。
次回の「SIGGRAPH Asia 2018」は、2018年12月4日~7日、東京国際フォーラムで開催されますので、ご興味のある方はどうぞ。