管理人のイエイリです。
世界のあちこちで、3Dコンクリートプリンターによる建物の建設が行われるようになってきました。
それに伴って、建設機械としての3Dプリンターもよりコンパクトで機動性も高くなってきています。
フランス北部のヴァランシエンヌに本拠を置くSERRE NUMERIQUE社はこのほど、「Construction-3D Printer」という、3Dコンクリートプリンターによる建設セットを発売しました。
クローラー付きの折りたたみ式3Dプリンター車とモルタルプラント、コントローラー、パソコンなどの一式が
ナ、ナ、ナ、ナント、
20フィート海上コンテナ
に収納されたコンパクトな製品なのです。
3Dコンクリートプリンターは、コンクリートを吹き出すノズルが先端についたアームが360°旋回するようになっており、201m2の範囲で造形が可能です。
コンテナに装置一式を積んで現場に運び、その場で建物などをすぐに造形することができます。
■■イメージビデオ■■
造形を完了し、アームなどをたたんで建物から出てくる3Dコンクリートプリンター●
気になるお値段ですが、同社のウェブサイトやFacebookによると
49万5000ユーロ
日本円に換算すると、1ユーロ=130円として約6400万円となります。
先日も、オランダのCy Be Construction社が3Dコンクリートプリンターから材料、施工まで一式をソリューション化したという記事を紹介しましたが、海外での3Dプリンター建設の進化には、驚くばかりです。
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