HoloLensでデザイン検討!「ホロスケ」で建築模型をバーチャル化

2018年3月14日

管理人のイエイリです。

BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)や3D設計が普及してきた今も、建築物のデザイン検討に模型は欠かせません。

しかし、デザインの変更に合わせて建築模型を作るのは手間がかかったり、大きな建築模型の置き場に困ったりすることも、建築設計者にとって悩みの種でした。

そこでハニカムラボ(本社:東京都渋谷区)とストレート(本社:東京都豊島区)は、こうした問題を解決しつつ、多くの人々がいろいろな角度から見られる模型のよさを生かせる画期的なシステム「ホロスケ」を共同開発しました。

建物の3Dモデルを

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

Microsoft HoloLens(マイクロソフト ホロレンズ)

 

で見ながら、複数の人が同時にバーチャルな建築模型を見ながら、デザイン検討ができるのです。(ハニカムラボのプレスリリースはこちら

建設関係者の間で関心が高まっているMicrosoft HoloLens(写真:家入龍太)

建設関係者の間で関心が高まっているMicrosoft HoloLens(写真:家入龍太)

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HoloLensとは、AR(拡張現実)技術を使って、現実の風景の上に、同じ位置や向きに3Dモデルなどを重ねて表示できるゴーグル型のパソコンです。

HoloLensを通して見ると、各自の視線や見ている位置にマーカーが表示されるので、誰がどこを見ながら話しているのかがわかります。

ややこしい部分の話をするときも、視線をそこに合わせて「この部分がね」などと言えば、何のことなのかが他の人にもよくわかるので便利ですね。

バーチャルな建築模型をフロアごとに分けて表示したり、断面を切ったりすることもできるほか、デザイン協議中に指摘された部分にピンを立てたり、音声メモを3Dモデル内に残したりすることもできます。

 

フロアごとに分けて表示し間取りなどを検討するイメージ

フロアごとに分けて表示し間取りなどを検討するイメージ

建物の断面を切って検討することも可能

建物の断面を切って検討することも可能

さらに、建築模型のサイズも拡大・縮小が自由に行えるので、テーブル上に置いて俯瞰(ふかん)したり、実物大で表示して部屋などの空間の広さや“包まれ感”を感じたりすることもできます。

建物の周囲の天候を変えられるほか、

 

日照や温度、気流

 

も、可視化して確認することができます。

バーチャルな建築模型は、これまでのリアルな建築模型と違って、BIMソフトなどで設計中の最新データを模型のように見られるので便利ですね。模型の置き場所に困ることもありません。

また、HoloLensさえあれば客先にも簡単に持ち運べて、わかりやすくプレゼンできるのもインパクトがありそうです。

 
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