管理人のイエイリです。
ひと昔前は、マンションで駐車場を確保することは大変で、順番待ちなどもありました。しかし、少子高齢化や若者のクルマ離れで駐車場に空きが発生し、収入源に悩むマンションも少なくありません。
その一方、都市部や観光地などでは駐車場不足が続き、ドライバーにとっては空き駐車場を探すのがひと苦労というシーンもよくあります。
そこでソフトバンクは、空き駐車場とドライバーの駐車ニーズをマッチングさせるため、パーキングシェアサービスを開発。2018年4月5日から空き駐車場を提供するマンション管理組合や企業などの募集を始めました。
このサービスでは、ソフトバンクらしい手法を導入しており、
ナ、ナ、ナ、ナント、
空き駐車場をIoT化
することにより、少ない設備で効率的な駐車場運営ができるのが特徴なのです。(ソフトバンクのプレスリリースはこちら)
駐車場をIoT(モノのインターネット)化するために必要な情報としては、駐車場の位置のほか、満車・空車の状況、予約状況、そして駐車中のクルマの情報などがあります。
そこで、駐車場の駐車スペースにはカメラセンサーと磁気センサーを取り付けて満車・空車の状況や駐車中のクルマ情報を収集するほか、駐車場の管理システムで予約状況などを“見える化”します。
通常のコインパーキングなどに比べて、精算機やタイヤを固定するフラップなどがないので、設備がシンプルになり初期投資も安価になるメリットがあります。
一方、ドライバーはこれらの情報をスマートフォン用の専用アプリで検索することで、駐車場の位置や現在の空き状況、そして
予約やオンライン決済
を無料で行うことができます。
また、このシンプルな駐車場システムは、通常のコインパーキングとしても使うことができます。
このシステムで駐車場をIoT化すれば、目立ちにくい場所にあるマンションや企業の駐車場も貸し出しやすくなり、収益アップにつながりそうですね。
ソフトバンクでは「パーキングシェアサービスの問い合わせフォーム」をネット上に開設していますので、ご興味のあるマンション、企業などは問い合わせてみてはいかがでしょうか。