玄関ドアが巨大モニターに!AI、顔認証も搭載したYKK APの「未来ドア」
2018年5月7日

管理人のイエイリです。

通勤や買い物などで外出するとき、玄関ドアの前では「今日の天気はどうなのか」「ちゃんと戸締まりしたか」と、家の内外のことが気になります。

そこでYKK APは、玄関ドアを家と社会をつなぐ「ゲート」として位置づけ、両者をまたぐ様々な情報を提供する未来ドア「UPDATE GATE」を、Will Smart(本社:東京都中央区)とともに開発しました。

未来ドア「UPDATE GATE」の外観イメージ(以下の写真、資料:YKK AP)

未来ドア「UPDATE GATE」の外観イメージ(以下の写真、資料:YKK AP)

これまでの窓と違っているのは、玄関ドアの外面・内面に

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

巨大液晶モニター

 

が装備されていることなのです。

出勤前、玄関ドアの液晶モニターに表示された交通情報で、電車の遅れを確認するイメージ

出勤前、玄関ドアの液晶モニターに表示された交通情報で、電車の遅れを確認するイメージ

登校前、今日の降水確率が50%を超えていることを玄関で知り、傘を持って出掛けるイメージ

登校前、今日の降水確率が50%を超えていることを玄関で知り、傘を持って出掛けるイメージ

玄関の室内側にはタッチ機能付きの55インチの4Kモニターが1枚、外側には49インチの液晶モニターが縦に2面搭載されています。

室内側には交通情報や天気、花粉情報、家族の誕生日、ゴミの収集日などのスケジュール情報などを、スマホの画面のような感覚で確認できます。

この情報提供には、NTTドコモのAI(人工知能)システムと連動できるようになっており、家族一人ひとりの要望に応えたサービスを行います。

モニターは家の様々な家電とも連動しており、電灯やエアコンのスイッチを切ったり入れたりすることも可能です。

花粉情報の提供例

花粉情報の提供例

家族の誕生日の提供例

家族の誕生日の提供例

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一方、屋外側の液晶モニターには、動画やテクスチャーなどを自由に表示でき、自分好みのオリジナルデザインにすることができます。まるでスマホの待ち受け画面やパソコンの壁紙を変える感覚で、玄関ドアのデザインを変えられるという趣向ですね。

季節に合わせて玄関ドアのデザインを変えた例

季節に合わせて玄関ドアのデザインを変えた例

そして、これまでの玄関ドアに不可欠だったドアノブは付いていません。というのは、ドアの鍵やラッチ、開閉用のクローザーは電動化されているからです。

ドアにはカメラやマイク、人感センサー、スピーカーが屋内外にそれぞれ1つずつ搭載されており、顔認証システムで家族一人ひとりを認識して“顔パス”で

 

“顔パス”で自動開閉

 

するのです。

ドアノブは付いておらず、家族が帰宅すると顔認証システムで自動開閉する

ドアノブは付いておらず、家族が帰宅すると顔認証システムで自動開閉する

UPDATE GATEの機能一覧

UPDATE GATEの機能一覧

また、これまでの玄関ドアは壁などに比べて断熱性能が低いのがネックでしたが、ドアの袖部にグラスウールの4倍以上の性能を持つ断熱材、「エアロゲル」を採用し、省エネ性能も高めています。光も通すので玄関に自然光も導入でき、照明のエネルギーも削減できそうですね。

袖部には光を通す高性能断熱材「エアロゲル」を採用し、省エネ性も高めている

袖部には光を通す高性能断熱材「エアロゲル」を採用し、省エネ性も高めている

この未来ドアは、2018年4月26日からYKK APショールーム新宿の特設ギャラリーで一般公開されています。ご興味のある方はどうぞ!

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