ビルがパソコン化!大林組が快適環境をインストールした結果が明らかに

2018年7月3日

管理人のイエイリです。

今の世の中、様々なものをIoT(モノのインターネット)化して、管理や制御を自動化する動きがありますが、ビル管理も例外ではありません。

大林組は、IoTやAI(人工知能)技術を用いてビルで働く人の「快適性」や「健康」、「利便性」、「安全性」などウェルネスを向上させつつ、最適な建物管理を行うスマートビルマネジメントシステム「WellnessBOX」を開発しました。

スマートビルマネジメントシステム「WellnessBOX」の概念図(以下の資料、写真:大林組)

スマートビルマネジメントシステム「WellnessBOX」の概念図(以下の資料、写真:大林組)

そして、同グループの大林新星和不動産が所有する「oak神田鍛冶町」(東京都千代田区、2017年8月竣工)にこのシステムを実装したところ、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

快適性向上と5%の省エネ

 

を両立できることが明らかになったのです。(大林組のプレスリリースはこちら

WellnessBOXで空調を見える化し操作する画面

WellnessBOXで空調を見える化し操作する画面

スマートフォンでも操作が可能だ

スマートフォンでも操作が可能だ

同ビルでは、BAS(ビルオートメーションシステム)のセンサーなどで取得した約6000点もの管理情報をオープン化し、建物ユーザーのビーコンから発信される位置情報や快適感新婚の情報を収集し、クラウドに集約されます。

まさに、ビル内の様々な情報がデジタルデータ化され、各部がどのように稼働しているかを見える化したり、管理したりできる環境というわけですね。まるでビルがパソコンにようになったイメージです。

このビルに「WellnessBOX」を“インストール”するように導入し、建物内で働く人のビーコン情報をもとに照明の減光制御、人感センサーによる空調制御など、きめ細かい環境制御を行った結果、エネルギー消費量が約5%減ったことが確認されました。

また、入居しているテナント企業の協力を得て行った実証運用では、このシステムの利用によって快適性が向上したというアンケート結果も得られています。

「WellnessBOX」でビルに“インストール”した機能の数々

「WellnessBOX」でビルに“インストール”した機能の数々

このシステムを使うと

 

遠隔地からでも設備の設定

 

が行えるので、建物管理者の仕事も楽になるそうです。

建物利用者一人ひとりに最適な環境を提供できるのは、まさにビルがIoT化したおかげですね。

将来はAIでビル内の空気を読み、生産性を上げるためのBGMや香り、デジタルサイネージ表示などを行う様々な「ビル用アプリ」が開発され、目的によってユーザーが自由にインストールできるようになりそうですね。

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