管理人のイエイリです。
東京・上野公園にある東京国立博物館には、VR(バーチャルリアリティー)で文化財を鑑賞体験できる「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」が併設されています。
シアターでは昨日(2018年10月3日)から12月24日まで、「江戸城の天守」というVR作品が上演されています。
100万を超える部材の一つ一つをデジタル化し、江戸城天守の優美な姿を再現した作品です。また、現代の東京の町並みと江戸城天守を合成した景色も見られるそうです。
しかし、お楽しみはそれだけではありません。シアターを出て、博物館の本館にスマートフォンを向けると、高さ約59mという日本に実在した城の中で最大と言われる江戸城天守の姿を、
ナ、ナ、ナ、ナント、
実物大スケール
で見られるのです。(プレスリリースはこちら)
これはVR作品の上映の連動企画として行われているAR(拡張現実)体験イベントです。
ARアプリ「aug!オーグ」(無料)をApp Store(iPhoneの場合)またはGoogle play(Android端末の場合)でダウンロードし、本館前の「AR体験スポット」でアプリを起動し、本館にかざすと江戸城天守の姿が出現するというわけです。
本館自体を「マーカー」として利用しているのでしょうか。在りし日の建物を実物大ARで見る方法としては、面白いですね。
また、AR写真を「# トーハクで江戸城2018」のハッシュタグを付けてツイッターなどのSNSに投稿すると、
VR江戸城ステッカー
がもらえます。
縦12.5cm×横8cmのビッグサイズで、御朱印帳にも張れるそうです。
ステッカーをもらう方法は、SNS投稿画面をミュージアムシアター前カウンターのスタッフに見せるだけです。交換日時は12月24日までの水曜~日曜・祝日の9時30分~17時です。(火曜日は休演日のため実施なし)