ソフトバンクがドローンでインフラ点検に参入!3Dモデルでの計測やAI診断も

2018年11月8日

管理人のイエイリです。

孫正義社長率いるソフトバンクと言えば、様々な先進的企業に積極的な投資を行っていることで知られています。

同社は2018年8月、米国フロリダ州のファイブバイファイブ・テクノロジーズ(5×5 Technologies Inc.)(以下、「5×5」)に対し約400万ドル(約45億円)を出資し、同社が持つ技術の日本国内での独占使用権と販売権を取得しました。

その目的は、

ナ、ナ、ナ、ナント、

 

ドローンによるインフラ点検

 

サービスへの参入だったのです。(ソフトバンクのプレスリリースはこちら

ドローンによる携帯電話基地局撮影の様子(以下の写真、資料:ソフトバンク)

ドローンによる携帯電話基地局撮影の様子(以下の写真、資料:ソフトバンク)

「5×5」は北米を中心にドローン(無人機)による携帯電話基地局の点検ソリューション開発や運営事業を展開しています。

その技術の特徴は、ドローンで空撮した写真と位置情報をひも付けて実測値との誤差がわずか数ミリメートルの高精度3Dモデルを作成し、アンテナの傾きやゆがみを計測するほか、鉄塔細部をまるで目視点検するようにパソコン上で確認できることです。

鉄塔周囲を飛行しながら空撮するドローン

鉄塔周囲を飛行しながら空撮するドローン

ドローンの飛行ルートと撮影ポイント

ドローンの飛行ルートと撮影ポイント

作成された高精度3Dモデル。これを使ってアンテナの傾きなどが計測できる

作成された高精度3Dモデル。これを使ってアンテナの傾きなどが計測できる

ボルトや鉄骨などの状態も目視点検のように確認できる

ボルトや鉄骨などの状態も目視点検のように確認できる

ソフトバンクはドローンによる社会インフラの保全サービスを、2019年春から提供開始する予定です。

そこからも、サービスの内容はさらに進化していく予定です。生成された高精度の

 

3Dモデルと解析AI

 

を組み合わせることで、構造物のさびや亀裂、ボルトの緩みや欠落、内部欠陥などを自動的に検知し、点検業務をさらに効率化させることを計画しているのです。そして、シミュレーションによるインフラの被害予測までサービスを広げていくそうです。

解析AI(人工知能)によって、構造物の損傷度を自動的に判別するイメージ

解析AI(人工知能)によって、構造物の損傷度を自動的に判別するイメージ

ソフトバンクが持つ先進技術をフルに活用すれば、ドローンによるインフラ点検事業も、どんどん進化していきそうです。YouTubeに公開されている同社のビデオを見ると、「スマートシティー」への取り組みを加速させていくということですので、最終的に目指すのは国土のIoT(モノのインターネット)化なのかもしれませんね。

 
 ←記事に対するご意見、ご感想をどうぞ!


「建設ITワールドマガジン」無料購読受付中!最新設計手法「BIM」「CIM」の最新情報も充実!。現在の購読者数は部です。(携帯用のアドレスは登録できても配信されませんのでご注意ください